人生初!
靴磨きを習ってきました。
歯の治療や化粧になぞらえて説明していただきました。
歯の予防治療(日々の手入れと歯医者でのチェック)をマメにしていれば、治療は短時間で簡単に済みます。放置して、虫歯や歯周病になってしまうと、痛かったり大がかりな治療が必要になったりしますよね。
お化粧で言えば、日中のお化粧直しと、朝のお化粧、夜のクレンジング。あとは、わかばが勝手に付け足すと、たまのエステもありかな(笑)。
講師の方は、とにかく、ゴッドハンド。
ブラシをスッと2-3回かけるだけで、スエードの目が整ってきれいになる。
エナメルの汚れを落とすだけで、つやがよみがえってくる。
わかばは、靴磨きは小さいころから好きでしたけど、考えてみたらプロに磨いてもらったこともなければ、お手入れも習ったことがないのです。
症状や状態に合わせた道具と液(クリームや汚れ落とし)を選び、
つける分量や絶妙な力加減で靴にのせ、
汚れ落とし、艶出し。アートに近いかな。
お手入れ実践編では、乳化性のクリームでなく、油性のクリームも体験させていただきました。
一緒に参加したジェントルメンは、木製のシューキーパーに入れた上質な定番靴を持参されるほどのおしゃれ上級者ばかり。ちょっと気後れしちゃいましたが、そこは仕方ありませんね。今回は、基礎の基礎をしっかり教えていただきました。
お手入れはもちろん、修理に関しても豊富な知識をお持ちで、「この症状ならこういう選択肢がありますよ」とわかりやすく教えていただきました。今回見ていただいた中で重症の靴たちは、後日修理に出す予定。症状の見極めというのも、素人にはできないことの一つですよね。
やすりやパテを使うような細かい作業も、覚えれば自分でできるとのこと。ただ、現状わかばは、そこまでの作業は自分では扱わないつもり。
これまでは、シーズンごとに購入店で最低限のメンテナンスをお願いしていました。今後は、冒頭の歯医者さんやメイクと同じで、日々の自分メンテナンスをちょっと丁寧にグレードアップする。そしてシーズンごとや、傷が付いた時に、プロの方にしっかりケアしていただく。そんなイメージがクリアになりました。
もちろん一朝一夕でプロの技には到底及ばないわけですが、ちょっとしたコツを教わるだけで、少ない時間で見栄えよく、そして靴も長持ちするわけですから、いいことばかり。まずはベーシックな道具を買い足して、日々のメンテ技術をアップさせようと思います。