あけましておめでとうございます
美容室ロディーナの吉川です
ビールを飲みながらダラダラと新年を過ごしています
新年早々
「美容師に価値なんてない」なんて
過激な題名の記事ですが
勘違いしないでくださいね
美容師はとっても素晴らしいお仕事です
ハサミ1つで人を幸せにできる
とっても素晴らしいお仕事です
でも、裏を返せば
ハサミ1つで人を不幸にもしてしまう可能性もあるってことですよね
「花は観手に咲く」
この言葉は
風姿花伝で有名な室町時代初期の猿楽師
世阿弥の言葉です
世阿弥は能をみて感じる
「美しい」と思う心を「花」って表現しています
演者がいくら素晴らしい演技しても
見ているお客さん(観手)が素晴らしいと感じなければ
お客さんにとっては何の価値もなかったことになるってこと
同じ花を見ても
美しいと感じる人もいれば、そうでないと感じる人もいるけど
花そのものは、同じ花なんですね
花を見ている人の感じ方にによって
その花の価値が決まるよって事なんです
花そのものに 価値があるのではなく
花を見ている人が「美しい」と感じろココロにこそ
価値があるんだよねっていう考え方です。
これって真理ですよね
たとえば、ずっと前から気になっている女の子がいて
その女の子にブランド物の高価なバックをプレゼントをしたとします
でもその女の子はブランド物なんて好きじゃなかった
プレゼントした側は高価なバックをプレゼントしたと手ごたえを感じていても
女の子はそのブランド物のバックに何の価値も感じていない
そういうこと
美容室でたとえるなら
いくら腕のいい人気のある美容師がいいヘアスタイルを切っても
そのお客さんが喜んでいなかったらダメっていうこと
商品には価値がない
その商品の価値を決めるのは相手なんです
2013年は、自分にできる範囲で、無理をしない程度に
相手の役に立つような行動ができればいいなって思っています
利他的に生きる
そんな1年にしたいなって思います
今年もどうぞよろしくお願いします!!