このブログを書きはじめたころ、私は大きな喪失感をかかえていました。
長い間の親友を突然失いました。過労死でした。
22歳のときに森田正馬さんという人を知り、それ以後苦しい局面では、いつも森田先生の言葉を思い出して支えられてきました。
知り合いの若いAさんが、森田理論を暮らしの中にとりいれてがんばっている姿をみて、私も、今一度森田先生から教えられたことを思い出してみようと書きはじめました。
今日、また、あらたな試練の中にいます。
身内の者が、急にたおれてしまい緊急入院して手当てをしていただきましたが、生死の境をさまよっている状態です。
目をさましてほしい、言葉をかわしたいと祈り続けていますが、願いが聞き届けられるかどうかわかりません。
いま命があることをありがたいと思いながら、死の淵を歩いていることを感じ、苦しい。
心のうちの森田先生の言葉に耳をすませて、かけがえのない時間を過ごそうと思います。