夏季休業で夫の実家の青森に帰省しているのですが、
お盆に、四十八灯篭という風習に参加しました。
お盆には迎え火をたく風習があるかと存じますが、
夫の実家の地域では、亡くなってから3年間は、
四十八灯篭というロウソクの火でおむかえをするのだそうです。
私は九州出身ですが、全く聞いたことがありませんでした。
買い物で周辺の町村を通った時も、お見かけしたので、
この地域一帯の風習なのでしょうか。
四十八灯篭だけでなく、迎え火もたきます。
玄関の外で行うので、風でかなり消えてしまいます。
ロウソクが燃え尽きるまでみんなで番をしているので、結構長い時間です。
ご先祖様をしのぶ時間でしょうか。
お盆の3日間、お寺とお墓をお参りし、
自宅に帰ったところで四十八灯篭を灯すのだそうです。
ロウソクの下には、キュウリを置くとよいとかで、
昨年はキュウリを輪切りにしたものを置いたそうですが、
今年は、夫の案でアルミホイルを巻いています。
すべてのロウソクに炎が灯ると、すてきな感じです。
「地域と一緒に」