北海道庁にて | 神戸市会議員 上原みなみ

神戸市会議員 上原みなみ

神戸市会議員2期目の「上原みなみ」がお届けする市政ブログです!

今日は、旭川市から札幌市へ移動し、北海道庁と北海道市役所を訪問しました。
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まず、北海道庁で全国初のフード特区(北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特別区域、平成23年12月)についてです。
帯広・十勝・・・農業
札幌・江別・・・食品加工
函館…水産、特に昆布に含まれるフコイダン商品は、免疫機能を高める成分として、年間100億円の売上実績となっている。
国の特保認定より緩和されているので、価格を安く出来る。
規制緩和で法令改正が出来たのは、農業用貨物自動車の車検延長。
食品の機能性表示制度の見直しにより北海道の新たな表示制度を創設することが出来た。
表示制度創設により売上は10億8000万円となり、前年比3割増~3倍へ。
フードサイエンス研究例
・ジャガイモの成分ポテインの満腹効果によるダイエット利用
流通・物流構築支援プロジェクト例
米の輸出(インドネシア・タイ・シンガポール・香港・台湾・マカオ)
世界人口の4分の1に当たるイスラム教徒を対象に、輸出の第一関門であるハラール認証取得に向けた基盤づくりや、サプライチェーン構築のための市場調査、テスト販売等を実施している。

フード特区における目標額は1300億円(2012~2016年までの売上増加額)で、平成25年実績は129.6億円(内輸入代替等による実績は108億円、輸出実績は21.6億円)で、国産小麦を輸入品に替える等の流通整備による売上増加が大きい。

しかし、北海道の新たな機能性商品表示以外は、国の規制が厳しく、特区のでなくても出来る取り組みが殆どでした。