このプロヴァンス地方には珍しく、不安定な天気でした。
そのようすを、
「フランスで美しい村々」プロヴァンス代表かなと私が勝手に思う、
ゴルドにてあらわしております。
→ ゴルド その③
このとき2日間担当したお客様から最後のお別れの際に、メッセージをいただきました。
小さな小さな黄色い押し花と、とってもシンプルなメモ書きで、でも、今でも大切にかばんの中に入れています。
その一部から引用させていただきます ^ ^
『 雨でどうなることかと思いましたが、すばらしい景色をたくさん見ることができ、一生の思い出になりました。ゴルドの霧が消えたとき、セナンク修道院の2つの姿(※)が見れたときが特に感動的でした。・・・ 』
(※)写真はないのですが、ゴルドと同じように、霧がかかったようすと、霧が消えたあとの2パターンを見られました。
実は、担当する私も、心の中で、天気予報の一日中雨マークだったのが気がかりでした。
そうはいっても、この天気だけはどうすることもできず。。。
雑誌やガイド本などでも、青空が広がる風景が多いプロヴァンス地方。
きっとそんな思いをもって、しかもまとまったお休みのゴールデンウィークで、ものすごく楽しみにしていらっしゃったのだと思います。
でも、この日は、本当に霧が晴れたり消えたりの繰り返し。
その合間をぬって、どうにか大雨にもあたらず、無事観光も終了。
逆に普段は、なかなか見られない、幻想的な風景が広がっていました!
![プロヴァンスのブログ-ゴルド(GORDES) 全景](https://stat.ameba.jp/user_images/20130515/05/minami-france/ba/f0/j/o0650018312539317981.jpg?caw=800)
ゴルド(Gordes)2013年4月29日
こうやって一生の思い出に残ってもらえた旅行。
きっと、いらっしゃった方の思いを、気をきかせてプロヴァンスの天気がうまくアレンジしてくれたのかもしれませんね。
この場所に10~15分ぐらいいたかと思います。
同じように、霧が晴れるのを待っている他の外国人旅行客もいて、みんなで手であおいだり、一生懸命霧を吹き飛ばす動作をしたり。。。
浮かびあがったゴルドの全景には、私たち含め、10人ぐらいいた人たちで拍手とバンザイ。
英語圏の人だったと思うのですが、おそらく知っている日本語の
「ありがとう」との声が耳に入りました。
そのときは、霧が消えて、その喜びだけに必死だったのですが、
いま思うと、この「ありがとう」のことばも忘れられないものです。
プロヴァンスでの、ひとときの大雨直後のワンシーン
→ プロヴァンスの虹
いつもありがとうございます ^ ^
プロヴァンスの古都☆エクスアンプロヴァンス
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