最後の夜 | 縁側のおしゃべりを中庭に埋めて

縁側のおしゃべりを中庭に埋めて

「みんな、何かしら埋めて生きてるのよ。安心して忘れなさい。あたしが覚えておいてあげるから。」
だいすきなドラマ「すいか」のなかの、教授のせりふです。
縁側で話すような、忘れちゃうようなことを、ここに埋めるんだ。

27歳最後の夜。
昼寝のせいで眠れないので、
つれづれに書こうかなーとおもって、
記事を書くページを開きました。

今日はとおるくんがひっさしぶりのおやすみで、
穏やかな1日だったー

とおるくんに、お誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの前倒しということで、
リクエストされてたひげ剃りとリュックを購入。
大学院にいくようになってから、
資料の多さによりとおるくんの荷物が尋常ならざる重さで、
鞄の蓋すら閉まらない状況なので、
スーツでも大丈夫そうな、マチ広めの合皮のリュックを、
注文しました。
合皮でどれだけ保つかためしてみて、
だめなら違う素材をつぎはためしてみようということに。
リュック私もほしいよ~
本多いときは便利だよね。

私まだクリスマスなにもらうか決めてないの。
なにがいいかなぁ…
よく考えなくっちゃ!



そして27歳がおわってゆく。

27歳は、
まるいちねん仕事をしなかったし、
からだのことでかなり苦労した年だった。
いままで耐えてたいろいろが明るみに出た感じ。

それに、引っ越しがあって地震があって…
なんだか大変な年だったな。

いろんな価値観が覆された年だった。
26歳に描いてたいろんな未来が変わった。
住居も仕事も、金銭面も、夫婦の形も、生活すべてが。
でも、会社で働いてお金をもらい続けることがすべてじゃないって実感を伴ってわかったし、
専業主婦の楽しさも感じられたし、
なんといってもピアノを再開して刺繍を始められたことが一番大きい!
分刻みで物事を考えるんじゃなくて、
のんびりゆっくり生活できる今の暮らしが、
けっこう気に入っています。

友達や、先生たちが、
みんな話を聞いてくれる。
ひょんなことから再会した中学の友人と思いのほか気が合って、頻繁に連絡取り合っていられることもなんだかとても嬉しいし、
引っ越して地元が近くなって、産休や育休でお休みしてる友達と昼間ゆっくり会ったり赤ちゃんと遊んだり、そういうことできるのも楽しい。
休みの日には夫とごろごろ昼寝したり散歩したり、友達を呼んでごはんを食べたり。
もちろんばりばり働いてる友人と遊ぶのも大好きです。

友達のこと考えてたら、
いろんな人に会いたくなってしまった。
遠くに住んでるみんなは元気だろうか。

いろんなことで悩んだりしたけど、
やっぱり私は、ひとに恵まれてるんだなぁ。

隣にはやすらかに眠る夫の姿があって、
これ以上なにを望む?って、
そんなふうに思います。

28歳は、
まず、からだを治していくこと。
あせらずできることからチャレンジする。
ピアノと刺繍、努力する。今のペースで。
家事も今のペースで、のんびりやる。
だいすきな周りの人を大切にして、
いろんなこと怖がらないで、流されないで、
きっぱりと、強くなろう。
どんな自分でもいいんだから!
きっと私の好きな人たちは好きでいてくれる。
そして賢く!なりたい。

28歳
いいおとなだから
私らしく、堅く強く穏やかな人になれますように

あと10分で

さよなら!












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