秘密兵器と呼ばれた男
皆さん、こんにちは。
ひさびさの内藤です。
雪不足ですが、それでも冬は忙しいですね。
さて先週アメリカで開催された展示会に行ってきましたが行きの便である有名スキーヤーと便が一緒だったのです。
そのスキーヤーは日本人で始めてモーグルのワールドカップ表彰台の真ん中に立ち、オリンピックで勝てるのは彼しかいないといわれていたスキーヤー。
坂本豪大くんです。
彼は長野オリンピックには出場したものの前年に前十字靱帯を断裂し、表彰台にのぼることは出来ませんでした。 その後ももう一方の前十字靱帯も断裂、半月板損傷などケガになかされてしまいました。 モーグルのエアでまだ4発が認められていない時代から観客を沸かすために5発入れていた彼は今バックカントリーを中心としたプロスキーヤーとして活躍しています。
そんな彼がリハビリで、僕の在学中の大学に良く来ていました。 そこで知り合い、お酒も良く飲む仲になったのですが、この10年会うことはありませんでした。
覚えているかなぁと 恐る恐る声を掛けて話をしました。 最初は戸惑っていた彼も、次第に記憶がよみがえり、最近の活動についても語ってくれました。
格安チケットで行ったため、バンクーバー経由のアメリカ行きでしたが彼はカナダで撮影とのことで便が一緒になったのです。
別れ際に
「スキーの仕事をしていたら、また会うかもしれませんね。」 そういう彼に
「次は山で会おう」 と固い握手で答えました。
また会えるといいなぁ。