小児科のある病院、ピーク時の1990年から22%減

 小児科のある病院が減り続けていることが、厚生労働省がまとめた昨年の医療施設調査で分かった。

 小児救急医療の体制が不十分になった地域も多く、政府は2006年度予算の財務省原案に、小児救急の体制整備に前年比30%増の25億8800万円を盛り込んだ。

 精神病院や結核療養所を除く一般病院のうち、小児科がある病院は約4割にあたる3231か所で、前年より53か所(1・6%)減った。最も多かった1990年の4120か所に比べると、22%減少した。

 読売新聞の調査でも、小児科を閉鎖・休止する病院が続出している。

 山梨県の市川三郷町立病院は昨年3月、小児科を閉鎖した。それまで医師を派遣していた山梨大小児科医局が医師を引き揚げたためで、多くの親が県境を越えて静岡県富士宮市の病院に子供を連れて行かざるを得ない事態になっている。

 同様に医師を確保できない事情から、愛媛県の国立病院機構四国がんセンターは昨年4月から小児科を休診とし、同機構愛媛病院も同月、小児科一般外来を休止した。
(読売新聞) - 12月22日3時4分更新





小児科は、大変なだけで儲けが少なく医者のなり手が少ない。と聞いてます。
世の中、金!
って、世界を大人がみせてきたから、志が高い人や、高い志を持っていて欲しい職種の人が段々と崩れていく。
色々と問題だよね。。。