歌は「Song for ⚪️⚪️⚪️(誰々)」でないと書けないのだ | ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
みなさんが元気でやさしくなれる情報をお届けいたします!

今日のPM18:30~PM18:40

インターネットラジオ「FM千里」

「さくパパのメジャーでいこう!」

という番組に、

出演させていただきました!

お聴きいただいた皆様、

どうもありがとうございました!




これは大阪のラジオ局のため、

東京在住の私は、

事前に電話で収録をしました。



「普段通りに話してください。

世間話みたいに。」



そんなザックリなお願いをされ、

約30分くらい話したかしら‥‥。

心の思いつくまま、感じてるままに。



それを10分にまとめ、

バックに「どうかこの子を」と,

「ギフト」を、

流していただきました。



今日、オンエアを聴いていて、

私自身の過去のことを

振り返ってしまいました‥‥。





私が初めて詩を書いたのは、

中2の時でした。

思春期のいろんな感情を書きなぐり、

書くことで、

自分の「心のバランス」を保っていました。




高校に入ってバンドを組み、

大学のサークルでも、

プロを目指している時でも、

歌詞を書き続けていました。




でもある日、

書けなくなりました。

「書きたいこと」がなくなったんです。

「心」がまったく震えなくなった。

これ、アーティストとして、

致命的です。




当時、マネージャーをしてくれていた人から、

「あなたの歌には、

Song for ⚪️⚪️⚪️(誰々)がないからダメなんだ!」

そう言われたことがありました。




それほど「楽しいこと」もないし、

それほど「悲しいこと」もないし、

それほど「うれしいこと」もないし、

それほどの「怒り」もないし。




結局、歌にしてまで、

「言いたいこと」

がないことに、

自分自身が気づいちゃったんです。




「作ること」を、

止めざるを得なかった‥‥。




そしてほどなく結婚し、

あーちゃんが生まれました。




ダウン症のあーちゃんを通して、

いろんな感情が湧き上がって来ました。



ものすごい「悲しみ」

ものすごい「怒り」

ものすごい「楽しさ」

ものすごい「喜び」


そしてものすごい「幸せ」




「あぁ、この子のために歌いたい!」




そうしたら再び、

「言葉」が私のもとに降りてきました‥‥。



そしてそれは確かに、

「Song for あーちゃん」でした。




誰かのために音楽を作り、歌うことが、

こんなに大切だったということを、

自分の「細胞レベル」で感じました。




音楽への「真摯な向き合い方」を、

私に叩き込んでくれたのは、

まぎれもなく、

あーちゃんだったのでした。





「私にとってやっぱり

あーちゃんは”必要”だったんだ‥‥」





これからも、

あーちゃんからの「ギフト」を、

言葉にし、メロディーに乗せ、

ハーモニーにしたい。

感情を「音波」に変換して、

たくさんの方の「心」に届けたい‥‥。




あーちゃんは私の作品の

「共同制作者」だなぁ‥‥。

今ではもう、最高の、

「相棒」になっているのでした。





と、オンエアを聴きながら、

そんなことを一人、

思い出したり、

思ったりしていたのでした‥‥。




パーソナリティーの「さくパパさん」

素敵に編集してくださり、

最高の放送を!

本当にありがとうございました!

また‥‥是非!

呼んでくださいねー!

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