ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症児のママはシンガーソングライター MIMOの「ギフト」な日々

ダウン症の愛娘の子育てと、シンガーソングライターとしての音楽活動を楽しんでいます。
みなさんが元気でやさしくなれる情報をお届けいたします!

 

シンガーソングライターである私が

言葉修行の一環として始めた公募。

それがいつの間にか公募マニアに。

 

「題19回母から子への手紙コンテスト」

 

というものにも応募し

賞を頂いたことがありました。

その時の内容はこちらに。

 

第19回母から子へ手紙コンテストで入賞しました!

 

 

このたびある方から

私の入賞した作品を見たいと

おっしゃっていただき・・・。

 

ただ最近までの我が家

毎日がトリプルケアの

闘い真っ只中。

同居のために

ゴミ屋敷二軒分の大処分。

 

いまだに家の中は片付かず

まぁ泥棒入ったら

「あ、先越されてる・・・」って

思われるクオリティ。

 

賞状は大切に

取ってあったのですが

 

 

どこを探しても作品が笑い泣き

 

で記憶を辿って辿って

「そうだ!応募する直前に

 写メ撮ってたはずだ!」

 

そのことに気づきました。

スマホを2020年まで遡り

ありました!ありました!

こちらでございます!

 

 

読みやすいように・・・

以下が作品になります。

 

♫•*¨*•.¸¸♪♫•*¨*•.¸¸♪♫•*¨*•.¸¸♪

 

ママはきみに謝りたい。

きみが生まれた時、

ママは辛かったの。

妊娠八ヶ月の早産で

1000g足らずの超未熟児、

ダウン症、

脳の病気が分かってね。

元気に産んであげられなかったことを、

悔やんでも悔やみ切れなかった。

 

「この子と一緒に死んでしまおう」

そう思った日もあった。

 

でもあの時死ななくて、

本当に良かったって、

今は心から思ってるの。

 

あの時たくさんの人達が

手を差し伸べてくれた。

無償の愛だった。

 

「生きなきゃダメだ、

 絶対に諦めてたまるか!」

 

って親子で強く生きていく

覚悟をさせられた。

 

きみのおかげでたくさんの

素晴らしい出逢いがあった。

物言わぬきみが、

ママに大切なことを教えてくれた。

 

人間はなかなか

捨てたもんじゃないと。

 

ありふれた毎日が、

かけがえないと気づかせてくれて、

ママをママに育ててくれて、

本当にありがとう。

生まれてくれてありがとう。

これからもずっと、

その笑顔と一緒に生きていきたい。

それがママの最大の願いです。

 

(手紙分解説)

ダウン症のある娘への

感謝の気持ちを込めました。

 

♫•*¨*•.¸¸♪♫•*¨*•.¸¸♪♫•*¨*•.¸¸♪

 

忙殺の日々の中だと

ついつい初心を忘れがち。

そうだ私の原点は

やっぱりココだったんだな。

 

人間は未熟な生き物です。

今だってまだまだです。

だけど今はあの時と違う。

「生きてる」って

希望そのものなんだ。

 

これからもいっぱい

悩んで転んで

泣いて叫んで

だけど戻ってこよう。

生かされていることへの

感謝の気持ちへと。