次の土曜、ハビエル・ラヤは彼の新たな落着先である《カナダ・トロント》へと向かう予定だ。
ラヤもまたハビエル・フェルナンデスとソニア・ラフエンテの後を追うこととなった。
クリケットクラブのリンクでブライアン・オーサーやトレーシー・ウィルソン、ギスレン・ブリアンドの指導を受け、練習をしていく見込みである。
「すごく長い時間塾考してきた決断だ。ようやくその時が来たと思った。国際試合で目標スコアを出すためにカナダへ行く。
今シーズンは2つの主な挑戦を課している。ユーロ選手権で12位以内に入ること、ボストン世界選手権出場だ。直近の短期目標は世界選手権のミニマムスコアを得ること。今後2つの試合でそれを試してみようと思っているよ。USクラシック(9/16-20 ソルトレーク)とスケートカナダ・オータムクラシック(10/13-15 カナダ バリー)だ。
調子が万全で迎えられれば実現可能だと思っている。今シーズン、プログラムには新しいエレメントを予定している。FPには昨年やっていなかった3F+3Tのコンビと3Loを入れる。4Tについては猛練習をしているところだが、まだ構成には入れていない。
これまでずっと一緒にやってきたコーチ、カロリナ・サンス、ホルディ・ラファルガ、イヴァン・サンスには本当に感謝している。この新しい挑戦に対し、彼らには最大限サポートしてもらった。所属クラブのSADマハダオンダにもね。スペイン滞在時にはここで練習を続けていく予つもりだよ。」
とHIELOESPAÑOLに語った。
カナダ在住の他のスケーターたちのように、ハビエル・ラヤも、FEDH(スペインアイススポーツ連盟)とマドリード州からの財政支援に頼ることになるだろう。だが海外でのトレーニングに派生する費用の大部分は個人の部分で賄う必要がある。
このため彼はスポンサー企業を捜している段階だ。クラウドファンディング(ネット経由での不特定多数の支援)による資金調達も辞さない構えである。興味のある企業は、電子メールを介してこのスケーターに連絡することも可能だ。