いと をかし公衆浴場にて 肌しろきをなごのはずかしげにはいりきたる かけ湯が玉となり滑り落ちたる いとをかし おうなのつれだちて 打ち解けて語り合いたる いと楽し あかごを連れたる母の いとしげにほおを寄せたる いとほほえまし 広きところとて 子どもの走り回るを 母微笑みて 見守りたる いと腹立たし 茶色に長き髪の湯船に泳ぎたる 長き爪の赤きも いとうとまし な~んちゃって古典でした。