リーちゃんこと一葉梨紗さまの55555HIT記念リクに捧げあいローリング
されておりますyununoでございます。
さて、今回UPさせていただくのは、まぁちゃん様のリクでございます 。
まぁちゃん様、リクエストいただきましてありがとうございまし た。
書き手のご指定がございませんでしたので、僭越ながらyununoが トップバッターとして書かせていただくことになりました。
まぁちゃん様のリクの内容と多少相違している部分がございますが、どうかご容赦くださいませ。
尚、いただいたリクの内容はお話が完結してから発表させていただきます。
では、どうぞ～！
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
俺の人生の転換点となった映画「トラジックマーカー」の公開から2年。
近衛監督の熱心な説得もあり、俺は再びＢＪを演じることになった。
前回と同様、ＢＪ演じるカイン・ヒールには雪花という妹が付き添うことも決まった。
だが、前回とは違うことがある。
それは、俺と彼女の関係だ。
2年前の俺たちの関係はあくまでも先輩と後輩というものだったが、現在、俺たちの関係は変わっている。
というのも、去年の彼女の誕生日に俺は彼女に交際を申し込み、晴れて恋人同士と呼ばれる関係になったからだ。
告白した当初、彼女は俺の気持ちをなかなか信じてくれなかったが、俺がコーンであることや日本に来るまでの半生について洗いざらい話すと、彼女はすべてを受け入れて恋人になってくれた。
さらに高校を卒業する頃には、俺のマンションで一緒に暮らすようになっていた。
そして、迎える2度目の兄妹としての日々。
以前のように、ホテルの一室での生活が始まったが、こちらも以前と変わったことあった。
2年前はホテルの部屋でも外でも兄妹としての関係を崩すことは一切しなかった。
だが今回、兄妹として振る舞うのは部屋の外だけ。
最愛の恋人に対して、撮影以外でも兄妹として振る舞い続けることなど俺にはできなかった。
ホテルの狭い部屋の中。
そこは完全に俺と彼女だけの世界。
となれば、歯止めをかけるものなど存在するわけもない。
できるだけ控えるようにはしたが、彼女を貪り尽くす夜は両手では足りないほどにあった。
ＢＪを演じていると俺が不安定になってしまうことを彼女は知っているから、俺がどんなに無理をさせても優しく受け止め続けてくれたのだ。
そうして、ひと夏を撮影に費やし無事にクランクアップしたころ、カイン・ヒールにとある番組への出演依頼が舞い込んだ。
「おしゃべり○○7」という人気のトーク番組の新春スペシャル。
「トラジックマーカー」が年末の公開ということもあり、監督である近衛監督、主役の村雨君、ヒロインの愛華さん、そして、カインが出演することになったのだ。
それにはただ1つ問題があった。
対外的には、カインは日本語が話せないことになっているということだ。
つまり、通訳が必要になる。
ファミリーはもちろん俺が日本語で話せることを知っている。
だから、通訳なしでも平気なのもわかっているのだが、カイン・ヒール＝敦賀蓮ということは、いまだに監督以外知らない事実。
となると、カインのそばに雪花がいないのは不自然になる。
しかし、もともと“京子”が1月から始まるドラマの番宣で出演が決まっていたこともあり、雪花が通訳として一緒に出演することも、社長の一声で決まった。
だが、彼女の出演にはある思惑があった。
それは、彼女が俺の恋人であることを公表するということだ。
デビューから色々な役をこなし、女優として女性として花開いている彼女。
近寄る馬の骨は何も例の幼馴染だけではない。
共演者でも、彼女をものにしようと近づく男は後を絶たない。
彼女が高校を卒業した後、俺たち2人の関係を公表し、彼女に近づく男を少しでも排除しようという気持ちがあった。
しかし、俺の恋人が彼女だと知れれば俺の評価が下がると言って、公表することに頑として首を縦に振ってはくれなかったのだ。
それならばと、事務所から男性共演者との交流には十分気を付けるようにと注意を促しても、いまだに自己評価の低い彼女は一笑に付すだけ。
まともに取り合おうとしない。
俺と社長をはじめとする事務所スタッフまでもが、盛大に頭を抱え込んでしまった。
そこに舞い込んだ番組への出演依頼。
この機を逃すまいと、LMEの役職員が秘密裡に緊急招集されたのだった。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
次に書くのはどちら？
「有限実践組」一葉梨紗様 企画目次
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次①
6月中に完結した応酬コラボ＆読み切り編の目次となります。
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次②
7月時点で連載中の応酬コラボ＆読み切り編の目次となります。
「リク魔人の妄想宝物庫」sei様 TOPページ
「ｙｕｎｕｎｏのブログ」 ｙｕｎｕｎｏ 企画目次
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次① 【応酬コラボ連載中】
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次② 【応酬コラボ完結編】
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次③ 【読み切り編】
されておりますyununoでございます。さて、今回UPさせていただくのは、まぁちゃん様のリクでございます 。
まぁちゃん様、リクエストいただきましてありがとうございまし た。
書き手のご指定がございませんでしたので、僭越ながらyununoが トップバッターとして書かせていただくことになりました。
まぁちゃん様のリクの内容と多少相違している部分がございますが、どうかご容赦くださいませ。
尚、いただいたリクの内容はお話が完結してから発表させていただきます。
では、どうぞ～！
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
俺の人生の転換点となった映画「トラジックマーカー」の公開から2年。
近衛監督の熱心な説得もあり、俺は再びＢＪを演じることになった。
前回と同様、ＢＪ演じるカイン・ヒールには雪花という妹が付き添うことも決まった。
だが、前回とは違うことがある。
それは、俺と彼女の関係だ。
2年前の俺たちの関係はあくまでも先輩と後輩というものだったが、現在、俺たちの関係は変わっている。
というのも、去年の彼女の誕生日に俺は彼女に交際を申し込み、晴れて恋人同士と呼ばれる関係になったからだ。
告白した当初、彼女は俺の気持ちをなかなか信じてくれなかったが、俺がコーンであることや日本に来るまでの半生について洗いざらい話すと、彼女はすべてを受け入れて恋人になってくれた。
さらに高校を卒業する頃には、俺のマンションで一緒に暮らすようになっていた。
そして、迎える2度目の兄妹としての日々。
以前のように、ホテルの一室での生活が始まったが、こちらも以前と変わったことあった。
2年前はホテルの部屋でも外でも兄妹としての関係を崩すことは一切しなかった。
だが今回、兄妹として振る舞うのは部屋の外だけ。
最愛の恋人に対して、撮影以外でも兄妹として振る舞い続けることなど俺にはできなかった。
ホテルの狭い部屋の中。
そこは完全に俺と彼女だけの世界。
となれば、歯止めをかけるものなど存在するわけもない。
できるだけ控えるようにはしたが、彼女を貪り尽くす夜は両手では足りないほどにあった。
ＢＪを演じていると俺が不安定になってしまうことを彼女は知っているから、俺がどんなに無理をさせても優しく受け止め続けてくれたのだ。
そうして、ひと夏を撮影に費やし無事にクランクアップしたころ、カイン・ヒールにとある番組への出演依頼が舞い込んだ。
「おしゃべり○○7」という人気のトーク番組の新春スペシャル。
「トラジックマーカー」が年末の公開ということもあり、監督である近衛監督、主役の村雨君、ヒロインの愛華さん、そして、カインが出演することになったのだ。
それにはただ1つ問題があった。
対外的には、カインは日本語が話せないことになっているということだ。
つまり、通訳が必要になる。
ファミリーはもちろん俺が日本語で話せることを知っている。
だから、通訳なしでも平気なのもわかっているのだが、カイン・ヒール＝敦賀蓮ということは、いまだに監督以外知らない事実。
となると、カインのそばに雪花がいないのは不自然になる。
しかし、もともと“京子”が1月から始まるドラマの番宣で出演が決まっていたこともあり、雪花が通訳として一緒に出演することも、社長の一声で決まった。
だが、彼女の出演にはある思惑があった。
それは、彼女が俺の恋人であることを公表するということだ。
デビューから色々な役をこなし、女優として女性として花開いている彼女。
近寄る馬の骨は何も例の幼馴染だけではない。
共演者でも、彼女をものにしようと近づく男は後を絶たない。
彼女が高校を卒業した後、俺たち2人の関係を公表し、彼女に近づく男を少しでも排除しようという気持ちがあった。
しかし、俺の恋人が彼女だと知れれば俺の評価が下がると言って、公表することに頑として首を縦に振ってはくれなかったのだ。
それならばと、事務所から男性共演者との交流には十分気を付けるようにと注意を促しても、いまだに自己評価の低い彼女は一笑に付すだけ。
まともに取り合おうとしない。
俺と社長をはじめとする事務所スタッフまでもが、盛大に頭を抱え込んでしまった。
そこに舞い込んだ番組への出演依頼。
この機を逃すまいと、LMEの役職員が秘密裡に緊急招集されたのだった。
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次に書くのはどちら？
「有限実践組」一葉梨紗様 企画目次
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次① 6月中に完結した応酬コラボ＆読み切り編の目次となります。
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次②7月時点で連載中の応酬コラボ＆読み切り編の目次となります。
「リク魔人の妄想宝物庫」sei様 TOPページ
「ｙｕｎｕｎｏのブログ」 ｙｕｎｕｎｏ 企画目次
蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次① 【応酬コラボ連載中】 蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次② 【応酬コラボ完結編】蓮キョ愛捧げあい（応酬）シリーズ・目次③ 【読み切り編】