日本のスポーツに携わる指導者たちは異口同音で
「日本では勝てるけど、世界では勝てない。」と言っている。
それは当然で、先端意識が得意な人間のトップに立つのが日本人の戦いだからだ。
先端意識が得意な人間を「運動神経が良い」といってもて囃してきた経緯がある。
「運動神経が良い」という曖昧な物差しの無意味さに早く気づくべきである。
昨日の陸上100m女子で3位に沈んだ福島千里選手はこんな言い訳をしていた。
「スパイク合わない」
先端意識の日本人がよく言う言い訳だ。
「私は世界に通用しない先端意識で走っています」と断言しているようなものだ。