最近のピアノの先生方のお悩みと言えば、

 

生徒が集まらずどんどん減っている

保護者の対応が難しい

生徒が練習してこない

 

といったところです。

 

私なりの解決策として、あまり音感や保護者のサポートがなく余裕のない家庭のお子さんを含め、優秀な生徒さんにも使える基礎基本を楽しく身につける教材としてのピアチャレを作ってみました。

 

結局はそこなので。




 

もちろん、先生自身が気づいていない問題を抱えている場合は、それを解決していかなければなりません。

 

私が最近気になるのはこんなところです。

 

デジタルを毛嫌いし、発信をあまりにもしていない。

 

発信をしているけれど、ほぼ受け売りで、他の教室との差別化ができておらず、自分の指導理念を自分で語る指導者としてのポリシーやリーダーシップなどが持てていない。

 

音楽とレッスンの力で、生徒さんを前向きに温かく包み込んで元気にするだけのキャラクターを表現できていない。

 



レッスン内容や月謝に見合った品格が表現できていないので、トラブルを自分で吸い寄せている。

 

対策はどうすればいいのか?

 

コツコツやるべきことを進め、お金をかけずにできる工夫を徹底的にやりつくし、自分なりのアイデアや工夫を次々に実行する。

 

 

これ、ものすごく大変なんです。私もできているかというと、多少はやっていますが、もちろん完璧にできていません。

 

大変なので、休み休み、少しずつやっています。ときどきは一気にがーっと進めますけど。

 

休むときに、自分を癒してくれるのが、芸術であり、仲間、家族なのです。

 



旅に出てみる風景。庭の花、夕暮れの空。ちょっと寄り道したカフェでの時間。ググっていたら出てきた動画。お気に入りのCD。好きな曲をひとりで聴く、ピアノで弾く。夫とふたりで買ってきたおやつを食べる時間。アートをぼんやりながめていいなと思う。そしてコンサートやライブ。音楽雑誌を読んでアーティストの言葉に触れる。思い込んでいた自分の狭い枠が外れてどんどん自由になっていく感覚。

 

勉強にはいろいろな方法があります。ただ、地味でお金がかからず着実な方法ってどこも宣伝していなくて、お金がかかる方法はものすごく宣伝されていて、見る人の心の弱みに訴える工夫がされています。

 

ひとりで学び続けるのは孤独ですが、その孤独をたのしむ才能も、アーティストには必要なのです。ピアノを教える仕事は、パート労働者にも、アーティストにもなる。どちらになるのか決めるのは自分次第です。

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