昨日は娘の小学校の卒業式だった。
とはいっても、娘が卒業したわけではなく、4年生ということで初めて参列しただけなのだが…
それでも、あと2年後が本番か…早いなぁ…
さて、3月の卒業シーズンに入ってから、テレビで卒業式に歌う歌の特集を何度か見た。
私が歌ったことのない「仰げば尊し」「旅立ちの歌」「ビリーブ」なども歌詞を読むとジーンとくる。
娘の学校では森山直太郎さんの「さくら」を歌ったり、キャッツの「メモリー」を合奏したりしたようだ。
私が卒業した中学は合唱に力を入れていて、母はその歌声に圧倒され、手足の先から頭の中まで響いて感動した…と言っていた。
その時は「大地讃頌」「喜びの歌(ドイツ語で頑張った)」「蛍の光(音楽の先生独自のワルツバージョン)」などを歌った。
でも私が一番印象に残っているのは、小学校の卒業式で歌った「門出の歌」
私が通っていた小学校では、在校生の代表として5年生が参列し、一緒に歌を歌ったが、この曲は6年生だけが歌える特別な歌だった。
今でも、あの曲の前奏を聞くだけで、ふーっと卒業式の日にタイムスリップするような気がする。
ブログに勝手に歌詞なんか載せてはいけないのかな…
不安なので一部だけ
「喜びに胸をはり お母さんと来たっけな 新しい服を着て 入ってきたあの日
明るい 教室で 君とならんで いたっけな かけまわった 広い庭 なつかしい あの日」
自分を主人公にして、8ミリフィルムの映像のように、歌詞が光景になってしまう。
卒業式で、この歌を歌ったとき、私は本当に泣きそうになった。
周りの友達も、沢山泣いていたけれど、後で「泣いてたでしょ」とか言われるのがイヤだ…というくだらない理由で、わざと他事を考えたりして涙をのみこんだ。
でも、卒業して学校に来なくなることや、先生に会えなくなること、友達と別れること、あんなに淋しくて、悲しかったんだから、思いっきり泣いちゃえば良かったな…と、今になって思う。
あの日、わーって泣かなかったから、今でもこのメロディを聞くと、すぐに目がウルウルしてきちゃうのかなぁ…