…「イレブンシズ」というのは、
本来、紅茶の世界では、
イギリスの貴族階級ではなく、
労働者などが朝から働いてやれやれと一休みする際の、
マグカップでクッキーをつまむ…。
というお茶の時間のことですが。
私は昨年から、
日本では子供が学校から帰る時間に合わせて…。
「イレブンシズに集まり」「2 o'clock には帰宅する」ティータイムがアフタヌーンティーよりも合っている。
と思い、
私のホントに独断ですが、
ティータイムを「イレブンシズ」にスタートする、
アーリーモーニングセレブレーションがあって良いのでは、と。
見識者の方々には、
怒られるかもしれませんが…、
そう思ってイレブンシズを提唱したいなと思ってきました。
「それを、伊勢丹でやってください。」
とオファーをいただき、
今回はテーブルセッティングを考えました。
もちろん、マグカップではなく。
今、
アンティークの銀器の専門バイヤーさんがイギリスに紅茶用品の買い付けに行ってくださっています。
これが1月にスタートした、3月プロジェクトです。
カトラリー、
ティーポット、
もしかしたらティーアーン?
までは無いかもですが、
アンティークの専門バイヤーが、
総力を結集して紅茶まわりのアンティークを。
例えば人気の白蝶貝のジャムスプーンや、
ジャムポットや、
シュガー、クリーマーなどなど。
たくさん並び販売になります。
また、
テーブルにはバカラのシャンパングラス。
このたびの「オンリーアイ」(伊勢丹新宿店のみの限定商品)
として、
アレクサンドル チュルポーのテーブルクロス別注品など。
あの雪の日にWILTONの本社へ行ったのもこの準備でした。
そして、
フラワーデコレーションは東(あずま)信(まこと)氏。
東 信(あずま まこと、Makoto Azuma, 1976年(昭和51年)7月24日 - )は、
花屋、フラワーアーティスト。
福岡県福津市(旧福間町)出身。
椎木俊介と共に、
東京・南青山にてオートクチュールの花屋 『ジャルダン・デ・フルール』を構える。
(wikipedia)
その独特の感性で、
テーブルはどんなふうになるのでしょう。
今から楽しみです。