11日に「アイルトン・セナ~音速の彼方へ」を、
六本木ヒルズでぴゅークンと観てから
20代でどっぷり浸かっていた最大の仕事......F1というフィールドに
再び足を踏み入れ、
大好きだったセナさんを偲び、しばし茫然の日々でした
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レギュラー7本のうち3本がF1、あとはFMラジオ、あと日本テレビだっから。
3年間毎週ほとんどF1にどっぷりでした。
生放送も多く、世界中のサーキットに連れて行っていただき.......。
書いたらキリがないけど。
この気持ちを分かち合える当時のマネージャーも他界してしまっていて、
いまさら古館伊知郎さんとお酒飲んでもなあ.....
とかホンダの桜井監督(意外と仲良かったの、奥様とも)にも会いたいなとか、
映画の字幕を監修した優しくて大好きな森脇基恭さんとお話したいなあとか。
誰とこの気持ちを分かち合えばいいのかな....
戻れないからね。
芸能界という、
いわば大きなとこにいて、
テレビ局とか制作事務所とか、そういう組織に属さない仕事をしてくると、
昔話できる仕事仲間が減ってしまい、寂しいですよね。
と、ぴゅークンにこぼしていたら、
「過去は、今、ここに無いんだから。
過去と未来は存在しないんだよ。
ね、ないでしょ~。ほら、ね~ないでしょう。」
と、優しい言葉.............。
さっすが自称「世捨て人」(笑)
一時は人生の修羅場も経験したというぴゅークン。
哲学の本にハマった渡世人だけあるのう。
そういえば、「ない」ね。
ない、なあ.............。ホントない。
と、元気を取り戻しました。
誰かを失うのって、悲しいけどね.....。