こんにちは！
野菜、雑穀、おいしいごはんが幸せ運ぶ♪
山梨県中央市の料理教室 末木弥栄子です。
小さいジャガイモを見ると作りたくなるのが今回の「小芋の照り煮」です。
ごはんに乗っけて、まるごとのお芋をお箸で割って頂くと、油の絡んだおいしい煮汁がごはんにまぶさって、それはおいしいんです♪
お弁当にもピッタリ。時間置くとさらにおいしくなるような１品なので、今日は作り方を書いてみますネ。
材料はジャガイモと油と塩と水分。昆布出汁使ってもいいんですが、水で十分です。
まず鍋にジャガイモと油を入れ、ころがして絡めます。
お鍋の中でジャガイモに油をまんべんなくまぶして、それからやっと火にかける。これによって素材に火が均等に入って行き、甘みも出て来るんです。
鍋を中弱火にかけ、まるごとじっくり油炒めします。お料理する際の基本ですが、素材に気持ちを向けて、お芋の皮が色付いて行くようすをじっくり見ます。
ですので、このお料理は時間に追われている時は作れません。ゆったり、じっくり。気持ちを込めることで良いものが出来ます。
皮全体を炒められたと思ったら、次にお醤油を加えます。写真のお芋で、お醤油は大さじ1杯半使いました。
お醤油を入れるとザーっと、勢いの良い音がして、油が細かく飛ぶと思います。それが困るようでしたら、蓋で遮って下さいネ！
お醤油が沸き立つことで濃度が増して、旨味も増します。
音が少し落ち着いたところで水を加えます。お湯ではなくて水がいいです。高さの半分程度加え、蓋してことこと煮て行きます。
小さいお芋なので15分くらいしたら串を刺してみて確認するのと、最後は煮汁を少しだけ残して終わりにします。
煮汁が煮詰まって来て、うっかりすると煮汁を焦がしてしまいます。最後あたりは目を離せません。
出来上がりを盛り付けました。
シンプルなお料理が感動のおいしさに出来た時が一番うれしく、料理人冥利に尽きると言ってもいいくらいです。
料理人というのは、読者のみなさまも含めてですよ～！！
このような小さいお料理ですが、調味料はホンモノをしっかり選んで、本腰入れて作ると気持ちも充実して楽しいです。小芋を見つけたらぜひお試し下さい！！
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