見た目を良くすることだけではなく、
自分の行動動線がどれだけスマートになるか
そのスマートな行動をしている自分をどう思うか
そのために行うと片づけやすくなります。
◆財布が使いづらい
札幌に帰省している時に受講したいと
パーソナルレッスンにいらっしゃった、Ａ様。
ライフオーガナイズの基本を学びたいという事でした。
ワークなどをした後、せっかくなので実際に片づけをしてみました。
「お財布のオーガナイズをしたいです」
とＡ様。
「レジ前で、ショップカードを出すのに時間がかかって
なかなか出せないのが悩みなんです。」
片づけの目的は、キレイにすることだけではありません。
この財布で会計する時に
さっと、ショップカードを出したり
スッキリしたお財布で、スマートな会計が出来たら…。
そんな片づけの目標建てには、自分の感情が必要になります。
「お財布を出して会計する時、さっと支払いが出来る素敵な自分でいたい」
そうＡ様はおっしゃいました。
ここでの目的は、素敵な自分をイメージして作業を進めていきます。
◆使う場面を考えて入れ替える
「カード入れがたくさんついているから買いました」
という、便利さ優先のお財布。
カードなどがたくさん入るので入るだけ入れましたー
と言うような体形になっていました。
（残念、ビフォー無し★）
部屋の片づけと同じ要領で整理していきます。
迷わず置いていけるキーワード。
カード、レシートなど、種類別に置いてきます。
お金以外すべて出しました。
カード率高し☆
これだけ入っていると、お目当てのショップカードを探すのも大変そうです。
ここから、「レシート」「カード」など、1区画ずつ検証していきます。
「その他」の中には、期限切れのポイントカードや薬、おみくじも。
期限が切れていれば、心残りなく処分できますね。
去年のおみくじも出てきました。
薬は、財布に入れなくても良いと判断。
薬を飲もうと思って、お財布を出す自分が
「素敵な私」かどうかを考えます。
「これは、財布に無くてもいいです」と出すことが出来たモノ。
捨てるモノではなくて、本来、財布に入れなくてもいいモノや
今は必要ないので、他の場所に保管するモノが、これだけ入っていました。
だから、必要なモノが取り出しにくくなっていたのです。
かなり体脂肪を出すことが出来ましたね。
実は、今回、帰省という事でしたが
この中には、地元のショップカードも診察券も入っています。
「帰省した時に、地元のカードって使いますか？」
という質問に
「使わないけど、出すことなんて考えていませんでした。」
とＡ様。
札幌では、地元で使うモノは必要ないですね。
そして、もし使うとしても、いつも連れて歩く必要もありません。
使わない時は、出す。
財布の中を意識して使うと、スッキリを維持できます。
カード類3枚、ショップカード数枚で収まりました。
ジャーン☆
本来の厚みに戻りました。
「軽くなりました！これならすんなり会計できます！」
とＡ様。
「もし、お店でそういう自分を見たらどう思いますか？」
と私。
「素敵だと思います♪
次に買うお財布の基準が変わりそうです♪」
素敵な自分になるための財布。
そのお財布の中に入れておく必要のあるモノだけで十分事足りるのに
それ以上のモノも入れているから重くなるのですね。
これは、家の片づけと同じで
今使っているモノと、そうではないモノを区別する必要があります。
自分が何を持っているのか、それを意識することで
必要なモノだけが入っているお財布が出来上がります。
パンパンに膨らんだお財布から卒業できました☆
Ａ様にご感想をお伺いしました。
「ちゃんと聞いた方がわかりますね。
実践していてジワジワわかってきました。
迷う、悩む時間を持たずに、考える時間を持ちましょうという考え方が良かったです。
悩むのではなく、考える。
早く家に帰って、片づけがしたいです！」
Ａ様、ご参加ありがとうございました。
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