防災と片づけ、真逆にあるモノ。コト。 | Sapporo ちょこ*スタイル しあわせな お片づけ 北海道札幌市で思考の整理収納を伝えるライフオーガナイザー田川瑞枝のブログ

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「片づけ」と言うと、モノを手放し、スッキリさせる
というイメージがあるかと思います。

使わないモノは処分する、買わない、貰わない

防災の観点からすると、備蓄は
いつ使うかわからないモノを持っていることになります。

使わないかもしれないモノを所持する、買い置きする、貰ってくる

真逆の発想です。


◆無駄なストックは持たない…?


ストックを持たなくても、なくなりかけたら買えばいい
無いなら無いなりに、他のモノで代用すればいい
一旦キレイに使い切ってから買う

だって、現代は24時間お店が空いていて
買いだめしなくても、毎週セールがあって
とても便利な時代だから、家にはモノをいれなくてもOK

これまでは、それでも良かったかもしれません。

最近、異常気象で、大雪が降ったり地震が起こったりと
いつ災害が起こるかわからなくなってきました。


今回も、各地で大雪の被害が出ましたね。
北海道は、雪の降る地域ですので、大雪が降る事を想定していますが
普段降らない地域では、夏靴でのお買い物は危険です。

家に備蓄食材や日用品があれば
2,3日買い物に行かなくても大丈夫です。

でも、無くなるまで買わないでいると、
雪で買い物に行けない時に困りますね。

お米が無い、トイレットペーパーがない、ラップが無い…

何も無いことを想像してみてください。
スッキリ何も入っていない冷蔵庫を開けてみてください。
トイレにペーパーが無いことを想像してみてください。

家族の命を繋ぐことが難しくなります。


◆普段使わないモノは遠くへ収納…?


毎日使うモノは手の届くところに収納。
普段使わないモノは遠くに収納。

でも、いざという時に、すぐに手に取れないと困るのが
災害用品です。

では、すぐに手に取れるところに普段使わないモノを置くの?
疑問が起こりますよね。

そうです。
普段使わないモノを、すぐに手に取れる場所に収納するのです。
そうしないと、「いざ」という時に役に立たないからです。

これまでの整理収納の常識を覆すような考えを持たないと
災害に対応できないのです。

防災を意識した片づけは、まったく新しい片づけと言えます。


◆子どもに教えるのはまだ早い…?

災害時、いつも家族が一緒だとは言えません。

お子さんが一人でお留守番している時に災害が起こったら、
お子さんは、どこに食べ物があって、どんな行動をすればいいか
わかっているでしょうか。

家族で、情報を共有して、自分の命は自分で守るようにしておくことが必要です。
子どもたちに伝承していくことも、親の務めです。

子どもたちへの、見えない知識のプレゼントになります。


難しいことは考えなくていいのです。
「ここにパンがあるから、おなかがすいたら食べていいよ」
と、ひとこと伝えて置けば、3歳の子でも食べられます。

普段から、どこに何があって、こういう時はこうするといいよ
と伝えておく。
それは、家族にも優しい行為です。
片づいていれば、よりわかりやすいですよね。


家族のために片づける。
結果的に綺麗になっていたとしても
防災を意識した片づけは、家族の命を繋ぐためになるのです。


大人も子どもも防災を学べるイベント、
いよいよ、開催間近になってきました。

これまでの常識では考えられなかった片づけが学べます。

 大人と子どもの防災ゼミナール
~地震災害から命を守る片づけ・食の知識を身につけよう~


2015年1月9日(金)10:00~13:00
エルプラザ 調理実習室にて開催です。

実際に防災調理や工作も出来、クイズで知識も学べるゼミナール形式の
楽しいイベントです。

お土産も用意してあります。

ぜひ、ご参加くださいね。


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