ONE OK ROCK 人生×君= 6/16 名古屋ガイシホール 最終日 | とらんぬのブログ

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肉を食え!!たまにエモ!人生はロックと快便!

とりあえず今俺は猛烈に臭い。

腐った汗の臭いの俺は近鉄特急なう。
ということで近鉄特急内でiPadで狂ったように思い出を刻む痛いアラサーばばあは俺だ。

しかも俺だけの汗じゃない。
半分以上は真夏の男子の汗である。
男子の汗、言葉だけ聞けば青春であるが、なんてことはない、
体育館裏から漂う男子更衣室の臭いだ。
今俺は臭い。臭いばばあである。
しかし心は無駄にときめいている。

古い言葉でいえばルンルンなのがさらにたちが悪い。

それもこれもワンオクのせいである。

ともかく最終日名古屋のチケットである。
これまで俺はユニコーンのライブに狂ったように行っていたが、
なんとびっくり、聖地・山形は行ったのに初日やら最終日は未経験なのだ。
今回、ともかく若くてぴちぴちの人気急上昇で実力もつけてきた男の子のライブで
ユニコーンでさえできなかった、初日と最終日とを遠征するという暴挙に出たわけだ。
アホである。年齢を考えろ、と。

しかし金があるしやる時にやらないといつできなくなるかわからんからやるんだ!
というほどの決意でもない。

もともと4月はじめまで名古屋に住んでいて、最初からチケットはあったのである。
(明らかに札幌は無理したがw)
久々の名古屋に別に感動もしないし、懐かしい気持ちが湧き出るにはまだ早すぎる。

今回のガイシホールはA-7、大阪城とは打って変わってのクソエリアである。
そして遠いということは、入場まで死ぬほど待たされるわけである。
まさか40分も炎天下で並ぶとは思わなかったw
そして外での待機中に2本買ってた水のうち1本が尽きたwまだライブ始まってねえw
名古屋がクソ暑いこと忘れてたが、何より炎天下でババアな自分を実感するのが辛いw
まあでも残響の頃よりファン層広がって平均年齢が上がって妙にホッとするんだけどね。

てか明らかにこのブロック男子が多く、絶対モッシュに参加したら死ぬのが事前に見えたので

柵横で耐えることを決意。もう歳だからね。

3年前なら無理したけど多分今度はこけて打撲捻挫じゃ済まないw

で、A-7、完全に4人は点に見えること確定w
クソ遠いw大阪城はまじ奇跡だと痛感w
でも遠くて始めて気づいた。
舞台天井の丸いやつはアルバムのアートワークのマイクヘッド型そのもので
そして「神」の目なんだ!気づくの遅いw
つまり「神」の真下にある、彼ら4人全力で音楽を奏でる彼らの場所は真っ白なのだ。


そしてついに、最終日が幕を開ける!

4人が登場したと同時に会場いきなりクライマックス到達レベルの盛り上がり!!

うひゃあああああああああああああ!


てかさあ・・・
口臭とワキガの臭いが周辺で充満してる(怒)

口臭やばい奴とワキガの奴は治してから来い!

全力で殺意!
しかもワキガの奴、ずっと右手を挙げているので臭いが全力で伝わる上に、

明らかに途中俺の頭をわざとぶつけてスペース確保しようとしてただろ(怒)

お前なんか永遠に便秘になりやがれ!!!!


しかし1曲目から全力でtakaリスマtakaリスマ!
アリーナのクソ後方席でも全力で伝わるあのオーラわけわかんねw
もはややばすぎてtakaになりたくて仕方ない!
てか今回点サイズやけどやっとryota見えた!

動きとか風貌とかもちろん演奏スタイルとか、

いろいろな意味で気合いが入りつつ力が抜けた大人になってる!
それにしてもリズム隊の二人は演奏時、幸せそうなのがよいなあ。
tomoyaの気合いが半端ない。優しい曲ではちゃんと優しく叩くのにすげえ迫力なのだ。

てかtomoya結構早い段階でしばしば泣きモード入ってた。

てかtoruリーダーだよね。最初から最後まで冷静でほんとうにリーダー。

あと演奏も本当に残響の頃から格段に上がってる。

当時のライブ感想で、音が不安定な部分を感じてたんだけど、それはほぼギター由来だったのさ。

今は動きの派手さとは打って変わって地に足のついた演奏してる。

今回3か所とも全然不安定じゃないもん。

でもさ、やっぱりパーマは大失敗だと思うのw


で、takaリスマの左髪がなぜか赤メッシュ。遠くで見ると耳に赤い花でもさしてるのかと思ったw
アニメキャラっぽい。かわいいけどこういう小動物いるよなw

てか髪染めたせいでか思ったんだけど、この子こんなに外国人要素強い顔立ちだっけ?

まあ目が大きくて存在感のある口が特徴だから、よく考えれば外国人要素の強い顔なのだなあ。


ところでさ、未完成交響曲でtakaがtoruと背中合わせで歌ってたりとか、

wherever you areでぴったり横に座って歌ったりしてたんだが、

今回そういう、妙な妄想を掻き立てるようないちゃいちゃ演出が多いのは、

舞台監督のJメン氏がユニコーンで見慣れてるいちゃいちゃ文化を持ち込んだせいなのかw

いや、不覚にも萌えたけどw

でも若いから爽やかだし、純粋に演出として舞台に映えて本当にかっこいいんだよなあ。

てか本当によく動くよね。

しかもいちいち動作がかっこよくて逆にむかつくw


それにしてもLet's take it somedayは今後も恒例にしてほしい!

全力でジャンプするの気持ちいい!

あとclock strikesもいいよね!toruはtakaの声をどう使えば気持ち良く響くかをよくわかってる!

ライブアレンジのロングトーンの部分だけでごはんおかずなしで食えるよw

あとONION!も演奏がかっこよすぎるから恒例にして!

ああでもLiarのような狂気的な曲は希少なので絶対必要だし、

ひそかにjuvinileも後半のスクリームがライブ中屈指のかっこよさでたまらんし、

でもやっぱりtakaラップがあるending story!もはずせない!

うわあ、全曲恒例にしてほしいw

でも好みの問題だけどchaosmythはなぜか盛り下がるんだよなあw


てかさ、ワンオクのファンの増え方は、
アイドルヲタ→フェスで暴れたい男子→いつの間にか音楽でファンになった人という感じで、

ある意味perfumeの男子バージョン的なファンの増え方なんだが、
音楽でファンになった層である自分も、今回のこういう「きゃっああああ★」な光景見ると

最初にファンだったアイドルヲタの気持ちがわかってきたw

ロキノン系アーティストとしては最高レベルでルックスはいいからしゃーないか。

そのルックスの華やかさが純粋な音楽評価を妨げる要因ではあるけども、

それでもアリーナツアーに持ち込めたわけだからすげえわな。


てかtaka最初のMCから泣きモードスイッチオンになっとるやないかw
わしもなぜか泣いたけどw

今回はtomoyaの面白エピソードwとか全くなしで、すげえいいことばっかり言うんだもん。

今回うけるMCって、座った時にtoruに言った、

「こうしてぴったりくっついて座るのも、今日が最後だねっ」だけよねw


覚えてる限りのMCのニュアンス。

「今回のツアーは今までで最大規模です。

これまで色々ツアーやってきたけど、夜中一気に車運転して会場に行くとお客さんも全然いなくて、

いつか大きいところでやってやる!と思いながら、いろいろ途中苦しいことがあったりして、

それでも僕らをずっと支えてくれたスタッフのみなさんがいてくれて、

本当に皆さんのおかげでここまでこれました・・・(明らかに涙目で止まる)」

そりゃこんな話されたら当事者じゃなくとも泣くわな(泣)

てかこの日はtakaの声がいつもに比べると微妙な調子で、all mineの始まりが出てなくて、

「今日はゆっくり休んで!無理しちゃだめ!ちょっとくらいファルセット出なくても大丈夫だから!」

というような、なんとなく昌子の気分だったと思うw

てか会場の1万人が昌子モードだったと思うよw

でもちゃんと後半完璧に持ち直してくるんで、いやあさすがだなあ、と。

てか今回声がちょいちょい出なかったのは、疲れもあるだろうけど、

しばしば歌いながら泣いてたせいだろうな。

多分満身創痍の状況を我慢し続けて、今日噴出したんやろうか。

しかし色気と純真無垢が最高の配合にあるtakaの声は凄すぎる。

それにしてもCDで聞いた時には低評価だった69がかっこいい。

CDではほんとうに単なる言葉の羅列だったのに、魂を吹き込まれてる。

takaの声はCDではわざと抑えて録音されている。

おそらくそうしないと楽器が全く後方に行ってしまうからだと思うが、

ライブで全力で繰り出されるtakaの声の説得力はマジやばい。

ごめん、ヤバイ以外の良い形容詞がない。

声に魂が住んでいる。声自体が魂と言っても過言じゃない。
恐ろしいくらいうまい。うまいというか、心を突き刺す声なのだ。

舞台役者の臨場感ある表現力やカリスマ政治家の持つ説得力以上の何かが声の中にある。

それが最大限に発揮されているのは、be the lightの、

「turn the light」「return the light」の、
人間の脆弱さ、弱々しさ、無力さを感じながら真っ白な気持ちで祈る1番のファルセット、

それでも立ち上がり進まねばならない、人間の強靭な意志を表す2番の強い声ではなかろうか。


『単純接触効果』というものがある。

人は特定の対象や考えに何度も接するうちに、好意的な感情を持つようになる。というものだ。

広告とはその効果を狙ってるものだし、売れてない新人芸能人のゴリ押しなんかもこれにあたる。

ただしこの効果には条件があって、対象に、好意的、少なくとも中立的な感情を持ってない場合には

ただ単に「うぜえええええ!」と思われるのである。

takaという芸能人の宣伝の歴史を振り返ったとき、『単純接触効果』が一切使えてない。

まずジャニーズファンにとって『ぽっと出の2世』というものが嫌悪の塊である。

ジャニーズファンの喜びは、最初は後ろのほうで一生懸命踊っているのをしっかり応援し、

そのうちにグループに入り、最終的にメジャーデビューという、青春物語をしなきゃならんのである。

つまり一番ジャニーズファンの嫌がるタイプで、それこそ『クソ2世』というレッテルしかないのである。

そしてロック界に殴り込みをかけるや、『アイドル崩れのクソ2世』である。

さっきより酷く悪い。ロックが好きな人間にとって、元アイドルなど敵である。

だいたいロックファンの男子はモテないし貧乏だ。反感を持つに決まってる。

つまり色メガネどころか、見ることすら全力で拒否られてるわけで、

『単純接触効果』を狙ってバンバン宣伝しても、

まず最初に、『アイドル崩れのクソ2世』と言われて嫌悪感を持って無視されるのだ。


この見えない他者からの全力の憎悪がtakaを延々苦しめ続けて人間不信に陥らせるわけだが、

その状況を変えたのが彼自身信じ続けた、自分自身の、心を突き刺す声だったのだ。

ただ進むこそしかできない自分の不器用さを知りながら苦痛の中でとにかく歌い続けて、

泥の中を這い進み、涙を流して、ようやく彼はここまで来たのだ。

逆効果すぎる『単純接触効果』の10年の苦痛を超えて、ここへ来たのだ。

声の中にある、説得力以上の何かとは何か、と言われると、前にも書いたが、

それははっきりとは分からないが、宗教的な何か、としか言えない。

ただそういった宗教的な力は、一人では発揮されない。

自分以上に自分の力を信じ、何もかもを受け止めて支えてくれる献身的な仲間を信じ続けたことで、

初めて彼の声は真の生命を得たのだ。

天性の才能だけではここまで来られない。

人間を高みに引き上げるのは、正しい意志を持つ人間の力の結集である。


be the lightで、彼らは人々に「光となれ」と歌う。

これは「光あれ」とこの世の混沌に命じた神とは違う立場なのだ。
「神様がいるなら、みんなが幸せになれますように、と神様に祈る必要があります。」と彼らは言うが、

彼らは、神の不在にどことなく気付いている。

「自分たちを信じて、自分たちを支えてくれる仲間と一緒に前に進んできた」と語る彼らにとって、

神の言葉は空虚でしかない。

神は何もしない。できない。もはやいない。実現するのは人間の努力でしかできない。

彼らにとっての神はいわゆる宗教的な神でなく、人間のささやかな努力の集合体なのだ。

一人一人が光となることで、この世は照らされる。

決して神の一言では世界は変わらない。

だからこそ、この舞台上で、宗教的な言い方をすれば、預言者的な立場にあるtakaは

「このライブが終われば、何かを始めて、誰かを幸せにしてください」と何度も言う。

光は自動的に生まれないと知っている人間の強さと厳しさである。

(本当は「誰かを幸せにするために何かをやるのではなく、やるべきことをやっていると、

自然と誰かが幸せになっている。」と言いたいだろうが。)


「神」の目としての舞台装置は上部から光を送ったり、ゆっくり降りてきて存在感を示すが、

舞台上の4人にとって「神」の目は象徴または単なる装置でしかない。

宗教とはあくまでも自分を律するための行動原理である。

身も心も注ぎ込むような存在であってはならない。

俺自身の言葉でいえば、それがあると元気になれる『ぽっぷかるちゃあ』、それが宗教である。

俺の自論だが、ワンオクだってそういう意味であるなら宗教と呼んだっててもいい。

宗教は今あるような高みにあるべきではないし、高価であってはならない。

もっと手軽であるべきだし、もっとそばにあるべきものだ。

彼らは人間のたゆまぬ努力がこの世を変えることを知っているし、

それにはものすごい時間がかかるとも、多くは叶わないことも知っている。

言うだけならだれでもできるが、実行は苦痛に満ちていることも知っている。

集団の自己満足に過ぎない祭的行動と、苦痛の努力の末に勝ち取る孤独の実行との違いも知っている。


ワンオクのライブ、まさにライブ。彼らが今生きていることを見せつけるライブ。

種も仕掛けのない、何という真っ向勝負なのだ。

もっとかわいらしい演出だって可能だったろうが、あらゆる装飾を、贅肉を削ぎ落とし、

時には削ぎ落とした肉体から血が滲み出ているかのような、

筋肉質を超えたマゾヒスティックな、命を削るようなライブだ。

そしてそれと同じ勢いを、ここで体現される苦痛と熱情の生命観を、

日常に戻っても忘れず、君たちもこんな風に走り続けよ、と命じる。

これこそが宗教的な何か、を体現しているともいえるのではなかろうか。


できればこの清らかな空間をパッケージ化して持ち帰りたい。

それはDVDやブルーレイになったとしても、それこそ4人の魂は録画することができない。

この魂が常に隣にあるのなら、間違いなく日常と戦えるが、残念ながら人間は忘れる生き物で、

「何かを始めてください」と呼びかけた命の言葉は遠のいていくのだ。

その残響を必死で思い出しながら、聞こえなくなったならば自分で自分に言い続けて、

時には妄想力で隣に彼らの魂があると信じて、

「光となれ」と自分で自分に言わねばならない。何かを為さなくてはならない。


てかライブの感想書けよw


もう面倒くさいからラストのほう書くけどw

もう感想は毎回同じなんだよ!とてつもない感動でOKなんだよ!w


Re:makeや完全感覚DREAMERは最初の部分を歌ってなかった。

声をセーブする意味もあったんだろうけど、もう恒例のtaka泣きモードに入ってた感もあった。

the beginningを全力で演奏し終えた時には既にtakaもtomoyaも泣きモード完了な感じで。

申し訳ないけど、もう凄すぎて感動という言葉でしか表せない。


アンコールまでの出てくる時間が札幌、大阪より長くて、

アンサイズニアコールからクロックストライクスコールへ変わっていくのは何とも面白かった!

クロッストライクスクコールは今後定番化してほしいな。こっちのほうが好き。

で、当然のごとくtakaは泣きながら歌ってます。

そして舞台を飛び下りて

PAのところまでやってきたんだが、takaと目があったな。これ間違いないw

多分俺の周辺の全員が思っていると思うが、

俺はtakaと目があったw

だからどうしたw

まあそんなわけでツアーは尾張で終わりですw


でも最後の最後に、今回のツアーでは控室に行くまでをカメラが追っていく映像が流れるんだが、

なぜか裸にされてワキ毛を燃やされたあげく水をぶっかけられるtomoyaで終わるのはなんなんだw

いやあ、青春っていいよねw


次はつま恋に友人と行くが、ワンオクのライブを友人に見せることができる楽しみはあるが、

ワンオクで狂ったり泣いたり笑ったり、完全におかしくなってる自分を見られると思うと

ある意味ぞっとしますw
まあいいやw