南アフリカ永住ビザ申請の為にオールド・ヨハネスブルグにあるホームオフィスに２年前に預けた二人分の日本への航空料金と同額の
デポジット…結構な金額になりますが永住ビザが取得出来た暁には返却されるものと思っていました
このデポジットについて先日、１０月１７日付けで変更があったと主人の永住ビザ申請手続きを依頼したエージェントが関連記事をメールしてきてくれました。
実は、今年、主人の永住許可が下り、わたしの許可申請手続きの書類も全て整い、ホームオフィスに申請書類を提出しようと思った矢先に、ビザ申請に関る全ての受付を新しく出来たＶＦＳ（Visa Processing SA Pty Ltd）と言う会社が全てのビザ申請の受付業務を南アフリカ政府から請け負うことになったとの情報が入りました。
そこで、ＶＦＳの窓口が近くのリボニアに開設されるのを待ち、いざ申請書類を持って行ってみると…
受付は予約制、ＶＦＳのウェブサイトから必要書類の内容を全てインプットしてから予約日を指定するのですが
受付は来年の２月始めまで一杯です。 ＶＦＳは申請書類を受け付ける作業だけを請け負い、ビザ交付の権限はこれまで通りホームオフィスが受け持つそうですから実際ビザが交付されるまでにはこれまでよりも更に長期間待たなければならないのでは
と心配ですが、面談の日時が決まったので取り合えず一安心と、思っていたところのエージェントからデポジットについての連絡です
なんと、この度のＶＦＳへの業務委託により、私達が２年前にホームオフィスに預けたデポジットと呼ばれる預け金が返却申請手続きを来年の２月末日までに取られていない場合には本人へは返却されず南ア政府の物となるとのこと
早速、申請フォームを貰いにＶＦＳへ
ＶＦＳではランドバーグのホームオフィスへ行けとのアドバイスが
そして、ランドバーグのホームオフィスでは、オールド・ヨハネスのホームオフィスの本局へ行けとの指示が…ホームオフィス本局は老朽化、不法占拠されたビルが立ち並ぶオールド・ヨハネスブルグのダウンタウンにあってとってもキケンな場所です。そこは２年前よりも更に老朽化が進んでいて建物の周りにはとっても怪しい人達がいっぱい…入口で保安員に要件を伝えて指示された２階に上るとなんと応接室へ、出てきた担当者のローズさん曰く
『なんで２年前に夫婦一緒に永住申請しなかったの？』
『領収書は二人分一緒になっているから別々の返却は難しいと思いますよ』
とのこと
でも２年前は一緒には申請出来なかった筈…
翌日、記入した申請書類と銀行で承認を受けた書類を持って再度ホームオフィスを訪ねることにしたのですが、朝のヨハネスブルグはどこも大渋滞
そこでＧＰＳを距離優先から時間優先に変更すると昨日の道順とは違い高速道路でオールド・ヨハネスブルグに向かう行き方が案内されました
朝の大渋滞の高速道路、でも私達の車が走る反対車線はガラガラ、あっと言う間にオールド・ヨハネスブルグの郊外のIndastriaという工場地帯への出口へ
でも道路の両側は窓ガラスが割れた建物が続き、なんだかとってもアヤシイくてアブナイ感じの人達がいっぱいです
そして車はヨハネスブルグの中央駅、Park Stationへ向かう線路ずたいに走り、今は無人の州議会ビルを横目に、ホームオフィス最寄りの駐車場へあまりの怖さに手には汗が
必要書類だけをかかえてホームオフィスへ向かい、前日に面会したローズさんに書類を渡し帰路はＧＰＳを距離優先にかえて無事に我家のあるフォーウェイズへ
何事もなく無事に過ごせた事がとっても嬉しく感じた一日でした
