構成・演出 山口惠子
出演 今村達紀、大熊隆太郎(壱劇屋)、出村弘美、名越未央
アフタートークゲスト 松田正隆(マレビトの会)
ロクソドンタブラック 3日15:00開演 自由席(入って左側奥で観劇)。
あらすじ
右にキタ、左はミナミ 下がソラ、上にミズ 後ろにワタシ、前へカケル。
橋の絵を描きたかったのだと思う。
鴨川や淀川のゆれる水の上を、のびのびと進み、対岸へ向かう。
橋が空間に織りなす線と、紙の上の筆の動きが重なる。
橋を渡る時間、彼らはもう一度その構造物の力をなぞっているだろう。
その動きは、不可能性への願いをはらみながら、人々を対岸へ送る。
橋は落ちるものであったということ。
向こう側に届くために造られたその構造物が、
水に流され揺れ動かされる。
気がついたら渡っていた。
それでも、対岸を目の前に、私たちは橋を造り、渡ることを繰り返す。
橋を演劇で描いてみたいと思う。
京都・大阪の橋に協力してもらい、
橋に行き、橋の観察、記録、記憶を通してハシを描く
ワタシたちの姿を風景に。
(BRDG ブログより)
BRDG企画公演、「ハシ×ワタシ」。
BRDGってのはなんかの略なんだろうか?
作品に触れる前に、アフタートークでのこと。
構成・演出の山口惠子さんと出演の大熊隆太郎さんって
「イキシマ」に出ていたそうな。
・・・・観に行ったのにねぇ。
全然覚えてないよぉ~。
大熊隆太郎さんはともかくとして、
(男優さんだから)
山口惠子さんを全く覚えてないってのはいけないねぇ。(>_<)
(反省・・・・)
で、作品についてですが・・・・分かんないねぇ~。(^_^;)
アフタートークを聞くまでは、もう濃い霧の中。
で、聞いて少しは晴れた感じではあるが・・・・それでもまだまだ霧の中・・・・。
おそらく当の山口惠子さんも・・・・霧が晴れ切ってないのかな?
アフタートークで作品について松田正隆さんとお話をされていたんですが、
ポンポンと言葉が出てきてなかったし。
まぁ、「何か」は明確にあるんだろうけど、
それを「言葉」として伝えきれてない、
「演劇」として見せ切れてないだけでしょうね。
というか、それらを受け止めれていない私がいるだけでしょうね。(^_^;)
(理解力の無さと言うか、感受性の無さと言うか)
でも、楽しかったです。
笑えるところもあって。
席位置が丁度、大熊隆太郎さんが出てくる位置でして。
そこから大熊隆太郎さんの出身地にある枚方大橋の話でして。
まぁ、私は枚方ではないんですが、
子どもの頃や社会人になってからは仕事で
そこらへんにはちょくちょく行ってましたので、
枚方大橋やその周りのことを知ってて、
「そうそう、そうなんよ。」とか、「そうそう、くるっとね。」とか。
知っている橋のことだったので、時折、クスッと。
中盤のシーン、アメリカ人風に橋を横切るってところも。
(まぁ、こちらは枚方大橋を知らなくても笑えますが)
あと、橋を人格化したところは面白かった。
終始、抽象的な見せ方で行くのかと思いきや、
ラストのほうは具体化というかのが適切かはわかりませんが、
アフタートークで言われていた言葉でいうと、
横軸だけでなく縦軸も入れてきたってところが気持ちよく感じました。
「動く力」だったかな?
(物忘れがひどい)
ここに・・・・な~んとなくですが触れることが出来たのかなぁ~と。(^_^;)
(そう思いたいだけかもしれませんが)
劇中、数多くの「札」が。
上演中は何も書かれていないように見えてたんですが、
アフタートーク後、見てみたら1つ1つに言葉が書いてある。
全ての「札」を確認した訳ではないですが、
おそらくどの「札」にも劇中での言葉が書かれてある。
で、読んで言ったら1つ気に留まったのがあったので、
こっそりもらって帰ろうかとしたら、「お土産にどうぞ。」って。
(「記念にどうぞ。」だったかな?)
『うわっ、見られてた!』なんて。(^_^;)
こんな変人の行いを許して頂き、ありがとうございます。m(_ _)m
で、気に留まった言葉というのが、「カラス」。
なんでかは・・・・分かんないんだけど。(^_^;)
分かんないというか、
気に留まった理由を言葉で表現できない、が正解。
最後、出演者の今後の活動。
(気に留まった分だけ)
大熊隆太郎さん、山口惠子さんが
壱劇屋さんの「新しい生活の提案」に。
来年2月10日から12日にロクソドンタブラックにて。
大熊隆太郎さんが斬劇☆ニトロの「DOG☆STAR」に。
来年3月9日から11日にロクソダンタブラックにて。
どちらも行きたいですが・・・・どちらも他公演と被りまくり・・・・。
取捨選択に悩むなぁ・・・・。(-_-;)