作・演出 谷口はるか
出演 中道梨奈、前田友里子、増井友紀子(以上悲願華)、
稲野杏那(演劇集団キャラメルボックス)、上野真紀夫、
白井宏幸(ステージタイガー)、新免誠也(武士~MUS)、
林田あゆみ、堀江勇気(尼崎ロマンポルノ)、村上研太
in-dependent theatre 1st 27日17:00開演 自由席(5列目?で観劇)。
あらすじ
~悲願華を知らないあなたへ~
悲願華は、谷口はるかを代表とし、
2006年に学生劇団として結成された劇団です。
悲しげな名前だが、由来は
「とっても美しく艶やかだが、家に持ち帰ると災いが起こる」という花・・・
彼岸花から来ています
悲願華も家に持ち帰れないけど、
魅せるわよをモットーに心に響く演劇を届けるちょっとお茶目な集団。
劇団員は、他団体への客演や、作品提供に力を入れています!!
また、他芸術(音楽、写真、美術、デザインetc・・)のクリエーターとの
コラボレーションも精力的に行っています!!!
毎公演名物と化している悲願華パンフレットも大好評。
今後も成長し続ける若手劇団悲願華から目が離せない!!
どうしようもない人たちが、
どうしようもない毎日を必死に生きている世界・・・
―食欲、性欲、理性、愛憎、名誉、貧困、血縁・・・
そこには常に葛藤がある―
人間って、どうしようもなく愛おしい・・・
谷口はるかが、独特の女性的感性で描き、
個性豊かな役者が熱い熱量をもって演じる極上の芝居がここにある。
(あらすじじゃないけど)
悲願華 第9回公演、
「初めてツアーとかしてみたり・・・!
人生のフルコース ~おちゃめな私とあなたのために~」。
悲願華の本公演は初見。
でも、客演先の公演は幾つか観てます。
増井友紀子さん、前田友里子さんのお二人は。
(中道梨奈さんのみが今回初見)
でも、客演先の公演でもお二人をメインで観に行ってた訳でもない。
でも、「一度、悲願華を観てみたいなぁ。」とは思ってた。
で、今回やっと観ることにしましたが・・・・、
まぁ、今回はどちらかと言うと客演の林田あゆみさんメインですね。(^_^;)
あと、上野真紀夫さん。
なので・・・・その次くらい、ですね。
(すいません、正直に書いてます)
で、内容のほうなんですが、・・・・どうやら短編集みたいですね。
まぁ、それは既に観た方の感想記事を
ざっと読んで知ってたんですが、
まさか、どれも繋がりが無いとは・・・・。
てっきり最後には繋がる様にまとまっているものだとばかり。
(ざっと読んだだけなので、そこまで把握していない)
でも、パンフの「ごあいさつ」にある、谷口はるかが言われるように
どれも「幸せ」であることに間違いはない。
まぁ、何をもって(何を基準として)幸せかなんて人それぞれなんで、
全ての作品において、幸せと感じはしなかったけど、
『あぁ~、分かるよ、そこ。』ってのを感じられたのは良かった。
(一点だけ、感じられないところがあったけど)
ただ、11作品+αで1時間半もなかったのかな?
個人的には、もう少し「幸せ」を観たかったかなぁ。(^_^;)
って感じで、後は各作品について簡単に。
#1 「食前酒」
出演 上野真紀夫、林田あゆみ
バーで飲む、お互いに面識のない男と女。
女が大きなため息をつくのを聞いて、男が声をかけるが・・・・。
これ・・・・パンフをきちんと見てなくて、林田あゆみさんとは気付かず。(>_<)
髪型が違うだけで、こうも印象が変わるんだなぁ、と。
(全然作品とは関係のないところですが)(^_^;)
#2 「嫉妬」
出演 前田友里子、堀江勇気
モテモテくんを彼氏にもつ彼女。
彼氏の携帯にはたくさんの女のアドレス。
「お前が一番だ!」と彼氏は言うが、彼女は・・・・。
堀江勇気さん・・・・過去3度拝見してますが
・・・・未だインプット出来ていない。(^_^;)
(やはり男優さんはなかなか覚えていない)
これでちゃんとインプットしておこう。
#3 「人生の選択 男編」
出演 男性全員
何かのボタンを押そうとしている男たち。
だが、なかなか押せず・・・・。
終いには、押し方で議論し出す。
が、最後まで押せず。
この#3だけだとちょっと分かり辛かったですね。
#5を見て、凄く分かりました、これの内容。
#4 「命」
出演 中道梨奈、新免誠也、白井宏幸、上野真紀夫
喫茶店でのシーン。
彼女が妊娠してしまい、産む産まないのお話。
彼女は産みたい、彼氏は産んで欲しくない。
でも・・・・。
メインとしては中道梨奈さんと新免誠也さんなんですが、
上野真紀夫さんに見入っちゃいましたね。(^_^;)
#5 「人生の選択 女編」
出演 女性全員
何かのボタンを押そうとしている女たち。
男たちとは違い、あっさりと押してしまう。
まぁ、#3の女編なんですけど、この違いが良かったです。
短い作品でしたが、楽しめました。(^O^)
#6 「ママS'」
出演 全出演者
妊娠したのかどうかを検査し来た女性(稲野杏那)。
不安で一杯。
待合室には既にお腹を大きくした女性(稲野杏那さん以外)がたくさん。
彼女(稲野杏那)の不安を和らげようとするが・・・・。
歌あり、ダンスあり。
楽しめました。(^O^)
と言っても、林田あゆみさんばかりを追ってましたけど。(^_^;)
最後のほうで、ちょこっと稲野杏那さんを。
(他の女優さんも観たれよ、キサマ!)
#7 「続・人生の選択 男編」
出演 男性全員
#3の続き。
・・・・やっぱり押せず・・・・。
男ってこうだななぁ~ってつくづく思いましたね。
#8 「漁婦の利」
出演 林田あゆみ、稲野杏那、増井友紀子、上野真紀夫
給湯室にOLが3人。
とある企画を取った取ってないだと、
先輩(林田あゆみ)と後輩(稲野杏那)が揉めている。
そこへ課長(?)(上野真紀夫)がやってくる。
今度はこの課長に好かれようとする先輩後輩。
先輩は色気で迫り、後輩はカワイコぶるが・・・・。
林田あゆみさんと稲野杏那さんの対決が面白い。(^O^)
林田あゆみさんに向かって、「まゆ毛、消すぞぉー!」は
サイコーに笑えた。
(こらこら、失礼だぞ!)
増井友紀子さんは可愛くないように見せてる姿が可愛いかったです。
#9 「出会い」
出演 村上研太、中道梨奈、前田友里子、新免誠也
人とぶつかって携帯を落としてしまった女性。
その女性の携帯を拾ったあげた男性。
気があい、そのままデート。
袋の底が破けて道に本をぶちまける女性。
その本を集めてあげる男性。
袋が使えずでは持ち運べないだろうと、
「どこまで運ぶの?手伝ってあげるよ。」
「海まで。」
先の男女も同じ海に来ていて、鉢合わせ。
女性二人は竜宮城へ行こうと言い出すが・・・・。
これも良かったですねぇ。(^O^)
#10 「レターズ」
出演 増井友紀子、白井宏幸
中学校の同窓会を終えた、当時のヒロインが公園のベンチで休む。
中学生同時、25歳に私に向けて書いた手紙を読む。
そこへ同時、影の薄かった同級生が通りがかる。
卒業から10年。
ヒロインはダンサーになるんだと東京へ。
影の薄かった同級生は地元に残り、
現在、独身婚活中で家業を継いでいた。
他の同級生の近況を聞かされるヒロイン。
皆、夢が叶ったり叶わなかったりだが、輝いているように映るヒロイン。
なのに・・・・私は・・・・。
影の薄かった同級生に促されて踊るヒロイン。
その姿に見とれる、影の薄かった同級生。
そんな二人の上に雪が降ってくる。
ベタな話。
そこに、「雪が・・・・」って、またまたベタやなぁ。
でも、良かったなぁ。
良かったのに役名を覚えてないんですよね、私は。(^_^;)
(まぁ、こういうことはよくあることだけど)
#11 「幸せの形」
出演 出演者全員
皆でカレー鍋パーティー!!
ここに来て、上野真紀夫さん・・・・。(-_-;)
まぁ、これがないと上野真紀夫さんじゃないのかもしれませんが。
最後のここで、これだったので楽しめましたが、
途中のどこかだと・・・・ダメだったかもですね。
まぁ、パンツ一丁でなかったのが幸いです。
で、αのお話。
これは各話の間に挟み込まれてました。
(全ての間に挟み込まれている訳ではない)
「チーズケーキ」
出演 稲野杏那、村上研太、上野真紀夫
チーズケーキを作る女(稲野杏那)と
チーズケーキを食べる男(村上研太)。
(彼氏彼女かな?それとも夫婦?)
途中(#6の後だったかな?)から男(上野真紀夫)が出てきて、
奪っていく。
最後は男(村上研太)が女(稲野杏那)を・・・・。
これは途中までは分かるんですが、最後が分からなかったです。
(先に書いた、一点だけ感じられなかったところです)
で、稲野さんは「杏那」ではなかったかな?(^_^;)
パンフの「チーズケーキ」出演者のところは誤記ですかね?
(他のところは「杏那」になってます)
で、特別付録は・・・・白井宏幸さん・・・・。(-_-;)
せめて女優さんの写真であって欲しかった・・・・。