夏嵐~げらん~ | 独り言集

独り言集

大半が観劇記です。
内容はネタバレ気にしてませんので注意して下さい。趣くままです。
その他についても趣くままです。

脚本・演出 フランキー仲村

出演     はだ一朗、小野木秀樹、内村哲哉、小泉弘喜、

        中聡一朗(以上 激富)、野田順子、上田晴海、

        染谷有香(パノラマ党)、福地教光(バンタムクラスステージ)、

        村上泰子(atelier THANK-X【s】)、伊藤えりこ(Aripe)、

        SHOKO、山口紗貴、和泉有真、中村憲晶、滝口ミラ(ホリプロ)、

        中園彩香(舞夢プロ)、石田アキラ(A.I.FILMs)、帰山なつみ、

        久松美樹、平松美香、古谷紀子、升永絵美、

        初夏(劇団レトルト内閣)、坂元恭平、

        

        飯塚友紀子、伊藤茜、須田個子、大楠菜美、貴舩睦子、

        久保奈々美、竹中勇馬、田中克典、中瀬正樹、橋本匡貴、

        森田将士、諸藤義男(以上 テアトルアカデミー)、

        寺下真生、藤岡靜奈、谷口真衣子


ABCホール 12日14:00開演 2列目。


あらすじ

後進国と呼ばれた国々が栄え、

国家間格差が目立たなくなった21世紀半ば。


飽和状態にあった携帯電話市場がその為に急激に拡大し、

世界経済は携帯バブルと呼ばれる未曾有の大混乱に陥った。


格差は国から人にシフトチェンジし、

世界は富裕層が居を構えるマウンテンハンドと

貧困層の集まりであるアンダータウンに分断された……。


この群雄割拠を収めたのは、

日本の通信会社のフラッグシップソフトリーダー社。


2051年8月、

国の電子端末プロジェクトから移籍してきたソフトリーダーの木村が、

満を持して打ち出した次世代型携帯端末double(ダブル)。

doubleは嵐の様に世界市場を席巻し

一瞬で世界中のマウンテンハンドを飲み込んだ。


一科学者の立場から、

業界団体からフィクサーとまで噂されるようになった木村。

その木村の右腕としてdoubleの製作に尽力した

情報通信研究のスペシャリスト榎本は突然、

ソフトリーダー社を後にする。


……その頃、アンダータウンの一角で一つの歌が流行していた。

マウンテンハンドでのdoubleの席巻に呼応するかの様に、

アンダータウンの人々を魅了する一人の少女の歌。


そしてマウンテンハンドの人々に静かに忍び寄る異変。


木村と榎本・・・・。


相反する2人の理想が激突する時、

未来の日本の有るべき姿が浮かび上がる。

(中聡一朗さんのブログより)

















激富2011本公演、「夏嵐~げらん~」。














激富としての公演を観るのは初。

でも、所属役者さん方は客演先でちらほら。

最近ので言えば、「ブラックコメディ」で中聡一朗さん。

内村哲哉さんは・・・・何だったかな?(^_^;)

小野木秀樹さんも観たことあるような、ないような。


客演さんでは福地教光さん、伊藤えりこさん、初夏さん。

お三方がお目当てで、他に拝見した事があるのは

山口紗貴さん、村上泰子さん、染谷有香さん。

・・・・他にもいるような気が。(^_^;)

過去記事を少し検索してみましたけど、

去年の観劇感想を結構書いてないので、

その公演で観たことがあるのかな?

(今年のも全部は書いてませんしね)

(テアトルアカデミーさんの方も観たことあるような)


で、席は指定席で2列目でしたが、

運が良いと言えば良いんでしょうが、

前の列の方、2名がいなくて実質1列目観劇。(^O^)

本音を言えば、「こんなドセンターを空席にするなよ!」ですけどね。

2名の方の足を運べなかった理由を知る由もないですが、

来れないのなら、きちんとキャンセルして

当日券目当ての方が座れるように配慮して欲しかったですね。



本題。


と書いたものの、うだうだと書くべきじゃないんだろうなぁ。


うだうだと言うか、突っ込みどころをね。(^_^;)

まぁ、1つだけを書けば、殺陣なんでしょうねぇ。

随所にあるから、どうしても最後のほうはキレが落ちてる。

音と合わない、体が追い付いていない。


でも、責めちゃいけないよねぇ、なんですよ。

まぁ、観れば分かるんですが、えぇ~話(作品)ですよ。

で、これを言い方悪いですが、手抜きせずに見せてる証なんですよ。

『今日は2回公演だから、1回目は押さえよう。』なんて、

これっぽっちも思ってない。

(他の公演でも思ってないでしょうけど)

(実際は思っているのかな?)

絶対に楽しませる!

この想いなんだろうなぁって。

そんな熱い役者さんたちの想いにウルウルと、です。

(ストーリーも熱いぞ)


で、お目当ての福地教光さんは悪者役ですね。

(めずらしく男優さん目当てやね)

まぁ、悪者ってよりかは・・・・悲しい男ですね。

木村に気に入られよう、認めてもらおうと

指示・命令を忠実にこなす。

それがどんなものであっても。

なのに榎本を超すことは出来ない。

もがき苦しむ。

(詳しくは舞台を観ましょう)

挙句に木村を刺す。

(ここはネタバレやねぇ)(^_^;)

2列目なんで浅田(福地教光さんの役名)の心情が

痛いほどに伝わってくるのが、堪らない。(T_T)

(表情がバッチリ観れますからね)

なんて思いつつも、

『えぇ役やっとんのぉ、この男は。』なんて。(^_^;)


伊藤えりこさんは・・・・約半年ぶり。

相変わらず、可愛いです。(^_^;)

初夏さん。

エロいです。

ドキッとします。\(◎o◎)/!


作品のほうは、携帯電話を題材にしてあって、

ここがちょっと現代社会への警鐘とも取れるんでしょうが、

そんなことは、まぁ、考えると楽しめないので、

考えずに楽しみました。(^O^)

歌あり、ダンスあり、殺陣あり。

そして人間ドラマあり。


うん、満足。(^O^)



なのに、この後の観劇のために余韻に浸る暇なく移動。(>_<)


ラストのシーンが終わって拍手。

はだ一朗さんの挨拶って時に、携帯電話の電源をオン。

時間をみると、16時27分。

次の観劇の開演が17時。

タクシーで移動すれば、まだ間に合う。

なので、挨拶を聞いて、再び役者さんたちに拍手。

役者さんたちがはけようと

全員客席のほうを向いていないのを確認して離席。

(まだ客席を向いている状態で、2列目で立てないでしょ)(^_^;)

(スタンディングなら役者さんは嬉しいでしょうが、)

(そのまま出口、ですからね)

会場を出た後は走ってタクシー探し、ですね。

(この後のことは次の感想記事の中で)




出演者の今後の情報としては、

初夏さんが劇団SE・TSU・NAさんのほうに客演。

これが12月。

年明けて、白色テルロのライブ。(1月7日)

内村哲哉さんが自身のプロデュース公演。(来年9月)

伊藤えりこさんがAripe公演。(来年4月頃)

福地教光さんがLINX'S03(来週)に、

ムーンビームマシンさんに客演。(12月)

年明けて、ブラック★タイツさんの「半神」。(2月)


で、来年の激富本公演、「秀吉死す!」が来年の6月。

場所はABCホール。