マエストロは金魚 | 独り言集

独り言集

大半が観劇記です。
内容はネタバレ気にしてませんので注意して下さい。趣くままです。
その他についても趣くままです。

作・演出・構成 南森町グラスホッパーズ

出演       信原久美子 (コメディユニット磯川家)、明知広樹、

          MAI、盛井雅司 (出演スルカモ)、倉増哲州


EPOK(企業交流プラザビル4階) 28日18:00開演 自由席(4列目で観劇)。


あらすじ

ずっと心に引っかかっている気になる曲がある。

それは電車に遅れないように走っている時の

荒い息の中にそのメロディーが流れていたり、

車のワイパーの動きにその曲のリズムを感じる。


きっかけは太陽が昇った事かもしれないし、

街で綺麗な人を見かけた事かもしれない。


その曲のタイトルもアーティストもわからない。


でもあの曲はなんだろう。

(南森町グラスホッパーズ HPより)














南森町グラスホッパーズ 船場スペシャル公演、「マエストロは金魚」。












昼観劇後、またてくてく歩いて移動。

前回、西大橋から長堀橋までは何なく歩けたので、

ひと駅分増えたって平気だよって軽い気持ちで。(^_^;)

で、やはり軽い軽い。

あっという間。

逆に受付開始までの時間が・・・・あり過ぎる・・・・。(-_-;)

歩いていて思ったんですが、長堀鶴見緑地線って必要なのか?と。

確かにこの路線の両端のほうは必要かもしれない。

だけど、中心のほうは間引いても良い気がする。

駅間の短いこと・・・・。

「歩けばいいじゃん、この距離くらい。」って思いました。


さて、そんなんで早く着き過ぎてしまった会場付近、松屋町。

腰を下ろせるところを探すが・・・・人形屋さんばかり・・・・。(-_-;)

あと、おもちゃ屋さん。

時間が潰せない・・・・。

結局会場前で時間を潰したんですが、

会場の建物の地下一階はライブハウス。

ライブ開始を待つ人たちが建物前に居たんですが・・・・

この雰囲気と言うか、ノリには馴染めません・・・・。(-_-;)

(別に私がこのノリに巻き込まれた訳ではないですが)

少し距離を置いて待っていたんですが、・・・・騒がしい。

倉増哲州さんの公演だからきたものの、

もし、初見の劇団で、チラシがちょっと気になったから来て見た、だったら、

間違いなく帰ってますね、ここ。

あっ、別にライブハウスが全て嫌いってわけじゃないんですよ。

要は・・・・ジャンルになるのかな、ライブハウスで行う。

これによって大分、客層の雰囲気が違いますからね。


この公演は明日もやってます。

で、明日行く人の為に。

受付・開場時間は開演の30分前ですが、

それ以前に建物の前で整理券を配ってます。

会場となる4階にはお待ち頂くスペースがないってことで、

整理券番号順に4階に上がってもらって、

受付を済まし、そのまま会場中へ、となってます。

また、席は全部で4列。

前2列は桟敷席、まぁ、座布団ですね。

後ろ2列が椅子席となってます。

各1列は10席チョイだったかと。

なので椅子席が良いなぁ~って方は開演1時間前には

会場に着いているほうが良いかと。

(椅子席のほうから埋まっていきますからね)


後、個人的には観やすいのは下手3列目ですかね。

桟敷席だと、少々見上げる姿勢になりますし、

4列目だと、3列目の方の頭で少し死角が出来ますからね。

となると、3列目、椅子席の1列目ですね。

で、下手側。

大抵の公演だと、上下(かみしも)の立ち位置って

均等にしてると思うんですが、この公演はちょっと下手側が多い印象。

まぁ、あくまで個人的にお薦めですよってことで。(^_^;)




さて、本題。


まぁ、端的に言えばラストはウルウルって来ましたね。

「ウル」じゃなくて、「ウルウル」。

チラシには「出演スルカモ」の盛井雅司さんが、まぁ、ガッツリと出てまして。

(もうネタバレ気にしませんから)

しかも重要な役。

倉増哲州さんと親子の役。

父親が盛井雅司さん、息子が倉増哲州さん。

この二人がラスト、酒を酌み交わすんですが、

この時の倉増哲州さんの表情が何とも言えず良いんですよ。

それだけでなくこのシーンまでの流れが良い。

(この「流れ」を細かくは書きませんが)

まぁ、冒頭のほうでこの流れはある程度予想できるんですが、

それでも、ウルウルとさせてくれる辺りは嬉しい。

分かっていても、この高まる感情は抑えられない。


成長したのぉ~、倉増哲州よ、なんて。(^_^;)

(すいません、偉そうに)


中盤、アドリブでのお遊びのシーン。

盛井雅司さんが信原久美子さんにモノマネを迫ります。

まぁ、このモノマネってのは本に刷り込み済みなのかもしれませんが、

「この為に東京から呼んだんだ!」ってのには爆笑です。(^O^)

あと、盛井雅司さんがある物を要求します。

その、「ある物」ってのはお客さん全員が持っているんですが、

私の観た回では、「仕込みか!」って感じで予想外のものが出てきました。

客席に役者さんが居てて、その方の持っていたものがチョイスされて。

まぁ、この役者さんは本当にお客さんとして来てたんでしょうけど、

チョイスされたものを考えると、

意図的にその役者さんに「ある物」を渡していたのか?なんて。

実際のところはどうなのか分かりませんが、面白かったです。(^O^)


・・・・で、こんなところかな?(^_^;)


まぁ、明日千秋楽があるので一部控えている部分もあります。

全部を書いてしまうと面白さが半減しそうですし、

ストーリーもあれこれ書いてしまうと、

ラスト、ウルウルって来ない気もするんで、ここまでですね。

まぁ、ウルウルっと来るかは人それぞれでしょうが。



・・・・にしても、他会場を押さえられなかったんだろうか・・・・。(-_-;)

ライブハウスからの音が耳についたのが・・・・おしい。

これがなければ、もっと気持ちを入れれたんだろうなぁ。