この世は諸行無常なり | 虎のブログ

この世は諸行無常なり

今、北米で仕掛けようとしている事業戦略は、
日本のこれからにおいても有効であり、
人材枯渇/食材高騰/マーケット減少/競争過多という破壊的な環境においても、
それらを逆手に取って、その環境を武器にできるほどのアイデアを有しています。

とりあえずは、北米からスタートするためのいくつかのパートナーとの協議を終えて、
これから行動に移るというところですが、
これは生半可な覚悟でやるものではないし、
リスクもリターンも非常に大きなプロジェクトです。

もちろん僕の中では予測不可能なマクロ経済リスクでも起きない限り、
実現可能はロジックに基づいていて、
完成イメージはできているので躊躇なく行動に移せるのですが、
もしもおいしいところ(リターン)ばかり見えて、
実業の楽しさ(実現することで得られる驚きと感動を創るという快感)に対して、
イメージがなかったら、大きなリスクを背負うことになるやもしれません。
当然ながらその場合、パートナーシップを共有する限り、
うちにもリスクは飛び火する可能性があるわけで、
それが一つのパートナーシップの難しさであると言えます。

リスクとリターンの共有はもちろんのこと、
目的の共有と出口イメージの共有は必須であります。
僕の描いた出口イメージは完璧に実現可能であり、
そのプロセスまで論理性に基づいて組立てられたら、
今この世界にない驚きを創ることに衝動を抑えられなくなります。
そうした衝動を共有できるか?って、
コア社員とのチームワークにも、
関係者とのパートナーシップにも求めてくるものです。

逆に、そうしたイメージを共有できない人とはともにできないと考えています。

そのぐらいはっきりしてないと、この偉業は達成できません。
パートナーになるべく皆さんにどれほど理解して頂けたかはわかりませんが、
やるならばその希望と覚悟を固持して臨んでもらいたいと思います。

ただ僕の提案を鵜呑みにして欲しくはなく、
根拠を突き詰めることなく信頼されるのは本望ではありません。
それが美徳でないことは世界に出て確信しました。
「信じるのは自分だけ。」
その自分自身の目で見て、耳で聞いて、頭で理解して、心で納得したものを信じる。
それが信頼関係の本質なのだと思います。
とにかく僕はこの想像した世界を創りにいきます。
同じ産業のどんな大企業も実現不可能であり、
僕らにしかできないポテンシャルに満ちた事業を。

そのイメージを共有できるまで、その整合性を徹底的に自分自身で突き詰めて、
リスクを想定した上でチャレンジを決意してもらいたいと思います。




さて、日本の虎の若人たちも、それぞれいろんなことを背負いながらも、
今、日本のレストランシーンではなかなか見られないほど真摯に情熱的に
繁忙期を迎えています。




環境の変化は常であり、
人生も仕事も、生活も環境の変化によって様変わりしていくのは常です。
今の良さで事業拡大を計るのはここまでで、
これから先の発展に臨むためには根本的なる革新と進歩が求められます。
そのイメージも鮮明で、
それは現状ある業界の問題を一掃し、新たな形を提案できるものです。



(このシャリとネタの調和は世界に通じる)

可能性に満ちた社員がいるからこそ、
僕は、日本でもイノベーションを実現し、業界の常識を破壊し、
新たな秩序を打ち立てたいと考えています。

以前は、思いついたら力づくで引っ張っていこうとしていましたが、
今はそんな気負いはありません。
どんな方法が有効とうたわれようとも、
「相手が納得して臨まない限り絶対にいい結果はでないと確信しています。」
全体のマネジメントを任せている幹部に判断は任せながら、
随時導入していこうと思います。

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串間という田舎、
どこに行くにも移動が大変で時間のロスが半端ない。
こんな不便なところから、こんな発展途上の地域から、
世界を掴むチャンスを得ていると思うと、ふと滑稽に思えてきました。

変わらないところもあれば、
大きく変わっているところもあって、
ただ、これから10年先の未来においては、
これまでの10年とは比較にならない変化がもたらされているのだろうと思います。
物理的には消滅していく故郷が、
どんな革新的な地域活性で復活していくのか?
これから10年のテクノロジーの進歩が地域活性に力を与えてくれればよいのですが。
はっきり言って、
僕らの産業では根本的に地域活性を実現することは不可能です。

現状を受け入れながら、
変化に臆することなく果敢に進歩に臨むことで今を突き抜けながら、
未来のマーケットを予見し、一足早く新しい形を創造すること。

僕は躊躇することなく世界を舞台にその路線を歩んでいきます。