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2014-12-16 22:18:54

それは善悪にあらず

テーマ:虎のDaily
2014年も残す所僅か。。
今日から日本に向かいます。

チャレンジを続ける日本の虎コーポレーションのフォローや、
北米での事業発展に向けたコラボレート、
または新しい事業に関する打ち合わせやファイナンスのことなど。
今回も非常に有意義で楽しみなことが多いのですが、
少しは、こんな僕を支えてくれている妻と静かな時間でも作れないかと考え中です。

さて、僕はイノベーションこそ自分の仕事観としています。
即ちそれは、
進歩することであり、
現状打破することであり、
新しい世界を創っていくことです。

ただイノベーションという仕事観が一概に正しいものであるとは考えていません。
相対する考え方として、保守という考え方にも正論があるからです。
つまり革新という論理に相対する保守という論理、
その双方に善悪は存在し、
大局的にはどちらが正しいなどとは判断できるものではないと考えています。

良い悪いではなく、「革新」という生き方を選んだに過ぎないのです。

この世界に存在する概念の全てには善悪、またはメリットとデメリット、
どちらもバランスを取るように存在し、
人はそれぞれどちらかの優位性を信じて自分の考え方とします。

例えば、エコロジーと経済成長は基本的に矛盾します。
エコロジーを善とすれば、経済成長は悪となり、
経済成長を善とすれば、エコロジーは障壁となる。
今をよくするか?未来を守るか?という双方にメリットとデメリットは存在し、
ただこの世界に双方の価値観が存在し、
永遠に結論付けされないこの対極論について議論しあうことでバランスは保たれ、
世界の均衡はなんとか維持されているのだと思います。

経営に関しても同じです。
現状を守る選択をすることにおいても、また、進歩を選択し革新に臨むにおいても、
それは正否を判断する決断にあらず、
当人の、または集団の意志決定によるものであり、
どちらを選択しても幸も不幸ももたらすものであるといえるでしょう。

僕は対極論を否定することなく、
イノベーションこそ自分の仕事観であると信念を持っていますし、
そのためにこの世界に存在していると考えています。
イノベーションは新しい世代に希望を与える一方で、
時にこれまでコツコツやって来た人から行き場を奪うこともあります。
組織の論理を通すために、
個人に犠牲を化すことは必然であり、感情に流されて歩みを止めてしまうようでは
イノベーションは実現しません。
(だから社内では個人主義を唱え、自分の意志で決断し、
組織に加わることを常々伝えているのです)

イノベーションを選択しても、守成を選択しても、
決めた以上、善悪の追及に固持するのではなく、
相対する価値観を受け入れた上で
その道をやりとげることこそ真のリーダー像といえるでしょう。

だから、時に社会的に非難されような非情な決断も、
角度を変えれば善行であり、それもまた情に導くものであったりする。
また、一見慈悲に満ちた行動も、
長期的に見て非情な結果をもたらすことだってあるのです。

僕はこの人生を歩むことで、
多くの人の人生に喜びをもたらして来たという自負もあれば、
多くの人に不幸をもたらしてきました。

全てを受け止めているからこそ、
そのことに善悪は追及しない。

とにかく、様々な意見に左右されることなく一心にイノベーションに臨むことこそ、
この先行き不安定なこの産業の未来を明るくすると信じているし、
それはこの手で、共にある者たちと達成すると確信しています。

Aburiも虎コーポレーションも革新的なビジネスモデル、
組織の形を有しています。
そしてイノベーションは、この5年間で基盤を盤石にし、
この世界で現状想像できている産業の形を変え、
イノベーションを実現するでしょう。
Aburi Brandだけでなく、
寿司虎(SUSHITORA)も日本を飛び越えて世界一になるでしょう。

僕はそのイメージを明確に持っているし、
そうすることでこの世界に多くの喜びをもたらすことができると信じています。

ただし善悪ではありません。
くどいようですが、どんな行いにも善悪は双方存在するからであり、
大事なことは何を選んで、何を信じ、自分の人生観、仕事観とするか?
それだけのことであるからです。

僕は何があって迷わず、悲観せず、
例え非人道的と罵られても、信念を持ってこの思い描いた世界を創ります。











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2014-11-30 16:22:59

イノベーションと経営

テーマ:虎のDaily


昨年よりもひと月ほど早く初雪です。



雪の後晴れたバンクーバーもまた美しい限りです。

さて、先週末には久しぶりに自分を顧みる経験をしました。
今や現代経済の象徴であるITに属し、
それこそ世界中の誰もが知っているアプリを開発した知人と、
ビジネスの話しをする機会がありました。

彼との話しは終始イノベーションに特化し、
自由に世界を行き渡るインディアン系の彼は独特の世界観を話してくれました。
僕も自分のイノベーションに対する考え方やアイデアを伝え、
これから互いの利点を活かして面白いことができる。
間違いなく今を変えるイノベーションを実現できると、
会話は終始盛り上がり次の機会を約束して終わったのですが、
会話を終えて時間が過ぎていくとその熱は現実問題と重なって冷めていきました。

僕も仕事のスピードと(行動力)はそれなりに自信を持っていたのですが、
ITで世界をリードするレベルの人たちは根本的に違います。
イノベーターとしては同じ臭いを感じるのですが、
実行力においてはさすがテクノロジー系というか、
僕たちの世界の感覚とはかけ離れています。


そして根本的に違うこと。
①背負わない。(身軽であること)
②住居を依存しない。
③組織に依存しない。

確かにIT革命によって世界のビジネスのシーンは劇的に変化し、
今や国家や会社という組織観も希薄になっていっているのは周知の事実です。
もはや国家や会社にすがって右へならえで安定を求める時代ではないし、
そのことはわかっているからこそ、
この外食産業でも常態化している富国強兵論に準じる組織のあり方は、
徐々に破壊されているし、その概念自体、イノベーションしないと、
この産業もまた根本的に変わらないと確信しています。

ただ、IT業界までのイノベーションに対する考え方がこの業界に=かとすれば、
それは違うと思いました。

彼は間違っていなし、僕もイノベーションに自分の最大の存在価値を感じていて、
そこにある意味生き甲斐を感じているからこそある意味羨ましいとも思いました。
でも自分のおかれている環境を振り返り、
僕には彼の環境でイノベーションを共有することは難しいのです。
なぜなら、僕には5人の子供がいて、
そして2度目の結婚とともにやっと出会えた愛すべき妻があり守るべき家族がある。
そしてそこに幸せを感じている。
本来イノベーションを語るのであれば、
家族に依存するどころか、結婚することすらナンセンスというのが常識です。
自分を常にフラットな状態にしておいて、
いつでもどこでも何に捉われることなく起業する。
モノ作りが成熟し、超情報化社会とクローバル化が定着した現代経済において、
成長企業を作る上でイノベーションは必須であり、
イノベーションを画策実行する上では依存から逸脱し、
自由な状態に身をおくことは必然であるとも言えます。

一般的には、将来に不安を抱えて結婚できないという若者がいるところで、
新たなビジネスライフを提唱する新世代においては、
自由であるために結婚しないという慣習が常態化しています。

ただ、私がイノベーションを画策するこの外食産業は人ともに存在します。
イノベーションだけでは業界を好転させることは叶いません。
むしろイノベーションだけを優先させて本質からかけ離れて、
失敗する事例は後を絶たないのがこの業界の事情であります。
とはいえ、イノベーションに対して批判的で古来のありかたに精神論ばかりを
注入するやり方は明確に破壊すべきと考えています。

バランスが大事なのだと思います。
そしてイノベーターとして前進していく僕の人生に、
依存を必要する環境が与えられた意味はそこなのだと思いました。

僕は僕の人生の意味ををやっと深く理解することができました。

僕はイノベーションに生きることに働くことの喜びを感じるています。
だから、イノベーションする必要がなかったら仕事は空虚なものでしかありません。
とはいえ、家族があり、たくさんの社員があり、
制限を伴ったイノベーターであり、そこはIT産業の世界観とは明確に違います。
クラウドファイティングで人や金を集めて実業できるものではありません。
イノベーションからのブランド企業を作るというのは、
固定観念のない自由な発想と依存を共にする、
人(家族やチーム)たちとのチームワークで実現します。

僕は今、家族の素晴らしさに人生を見出し、イノベーションと共存しています。
孤独に勝てない臆病者なのかもしれません。
でも、僕にこの環境が与えられたのは、
本質的なるこの業界のイノベーションのためだったのだと思います。
家族の形はうちの会社の人の形であり、
家族や社員と伴ってイノベーションを実現してこそ本質なのだと覚醒しました。


だから、家族があり、社員があり、社員1人1人にも人生がある。
だから制限がある中でのイノベーションを画策しながら、
その実現だけでなく共有していくこと。
もしもこの彼と同じようにイノベーションに対する免疫しかなかったら、
この業界のイノベーションは実現不可能であり、
IT業界の感覚では本質的にイノベーションは実現しないものです。

そして自分の環境を振り返り、
それを彼と比較することで、
イノベーションと経営という相反するジレンマから抜け出し、
その二つが実は共存してこそ、
この業界のイノベーションするのだと強く認識することができました。

非常にいいタイミングで良い機会を得られました。

彼は彼の世界で必要なイノベーターで、
自分の人生の意味を果たすために、
家族にも住居にも、依存することなく孤独を受け入れながら、
ひたすらイノベーションに臨んでいます。

尊敬に値する起業家です。

ただ、僕は僕の人生を生きる。
流されることなく、自分の人生の本質を求め生きることに価値を感じています。

今考えている偉業(イノベーション)を実現するにはIT導入は必須であり、
そのソフトのイメージはできています。
このハードの構築を共に実現するIT業界の先駆者とのパートナーシップは必須です。

仕事観や人生観は共感できなくとも、
イノベーションを実現すると共通の目的を通じてRespect&Trustして
いくことが本質なのだと気づきました。

情報は氾濫しているし、
働き方ひとつとっても固定概念に捉われている時代ではありません。
個人を確立し、組織ではなくチームとして集団の利を追及していくビジネススタイルは今後益々求められていくでしょう。
僕は、組織がトップダウンに従順であることをその根本とするのであれば、
チームとはそれぞれがそれぞれの分野でプロフェッショナルとなって、
共通する目的達成のために共同していくことであると認識しています。

そしてその一人一人に人生があり、
人生ははかなくも1回きりであるということ。
だから自分で選び、自分でその責任を負う。
それぞれが大事にしなければならない人生の大事なものを見失わないよう自分を確立し、
守るべきものを守り、最高の人生にすることを組織の観念に捉われることなく作りあげる。

そうした人の集合体がチームであり、
僕はそうしたチームを引っ張って、経営者として、イノベーターとして、
想像する世界を創り上げることにまい進します。

自省から覚醒するというも、僕にとっては一つの快感でした。







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2014-11-17 09:03:03

競争しない戦略

テーマ:虎のDaily
世界レベルで外食産業の潮流に変化が起きている。

既に先進国ではマーケットは成長ステージではなく成熟ステージにあり、
何かしら市場占有力のあるアイデアや企業力を有さない限り、
生き残れない時代であると言って過言ではないでしょう。

少なからず高度成長期の波にのって起業、
精神訓示によって組織拡大を計って来た中小外食企業がそれまでの
やり方を固持することで発展する可能性は限りなく低く、
レッドオーシャンを低価格路線で戦って来た中堅以上の企業もリーマンショック
後のデフレ消費で成長したものの、消費傾向の変化と円安、そして生産年齢人口の
減少を要因に苦戦を強いられています。

変化への適応に苦しむ「ワタミ」と「ゼンショー」

一年以内に返さなければならない有利子負債を預貯金が下回るということは、
銀行からの融資を必要とするわけであり、
有効な経営改善策(キャッシュフローまで生み出すアイデア)がない限り、
現状にて運転資金を借り入れても状況は悪化するばかりで、
(銀行や投資家の判断になりますが)
デフレの寵児であったゼンショーも苦しい立場にあることは間違いありません。
回避策として浜寿司の出店攻勢をかけているとも思えるのですが、
こちらも近い将来同じ状況に落ち込む可能性の方が高いのではないか?
と思うほど、競争から脱するほどの特別なアイデアはありません。

「ワタミ」にも同じことが言えて、
この転換期に経営者の手腕が試されるものであります。

この潮流は北米でも同じ様相を呈しています。
ファストカジュアルが台頭してきたところリーマンショックでマーケット不況となり、
それから数年はファーストフードがデフレの波に乗りました。

それがここにきて、
日本のマクドナルド同様に業績を悪化させています。

そして変わって出て来たのが「第二次ファストカジュアル」
ファーストフードのチープ感を省き、
適切な価格と手軽さとスピードに、美味しさと健康を加え、
バリューイノベーションを果たしています。
オーガニックデリなども嗜好の変化を捉えたファストカジュアルの象徴です。

例えば、NYの「Shake Shack」
価格はファストフードよりも弱冠高いものの、
ハンバーガーという北米のソウルフードをバリューイノベーションし、
僕が北米で口にしたハンバーガーのどれよりも格別に美味しかった。
その美味しさはプラスしたものの生産効率はファストフードでクオリティと雰囲気は、
カジュアルレストランというコンセプトで、
これまでハンバーガーのファストフードにいくことに羞恥心を抱いていた層に
重要感を与え、顧客は胸を張って、
その店にいっていることを自慢できるハンバーガーショップであります。

毎日行列で、そこにはファストフードのハンバーガーショップでは
見ない客層が堂々とハンバーガー頬張っています。

北米での日本のラーメンブームも位置づけはきっとファストカジュアルで、
フードコートにあるようなヌードルのレベルを大きく超えたことで、
そこにビジネスチャンスが見出しせたのだと思います。
(うちは少々オオバコですが、それはこの事業の成長戦略に基づいてのことなので、、)

だから、現状の価値を超えるアイデアを生み出せるか否か?
そしてそこにマーケットを創ることができるかどうか?
が、この転換期に最優先すべきことであり、
陳腐化したコンセプトや競争ばかりを意識したところで「原点回帰」とうたい、
QSAのブラッシュアップに臨んでもあまり意味なく、
結果を出すことは困難であると思います。

「なぜ、選ばれるのか?」
その要因を作って競争にならない強みを持ち、
そこを徹底的にブランディングしていくこと。
そこに向かってQSAを磨きこむむというのが本質であるといえるでしょう。

うちも北米は1度は債務超過まで行きましたが、
完全に息を吹き返し、
想定通りブルーオーシャンを確立し、
このご時世に大きな成長のチャンスを手に入れました。
ハイリスクなチャレンジでしたが未来のマーケット創造には確信がありましたし、
そのチャレンジができるのに、恐れ一歩を踏み出さなければ、
将来的にはうちの会社も日本で大なり小なり「ゼンショー」さんのような状況に
陥ったかもしれません。

今は、この北米のチャレンジで得た経験知と形式知を持って、
日本でもバリューイノベーションを実現するアイデアと自信を得ました。
ハイリスクハイリターンなチャレンジでしたが、
確実にハイリターンを得たと思います。
(金銭的リターンというよりは成長性において)

僕の仕事観は「快感を得ること」、
そして組織観は、「未来に希望を創ること」

これからもチャレンジし続け、
未来に希望を創りながら、快感を求めていきます。
そこで来年は、腹の中で大変なチャレンジを覚悟しました。
考えるだけでゾクゾクしますが、
成功すれば確実に突き抜けます。

僕の人生はこうでなくてはなりません!
今は正直なところフラストレーションとの戦いです。
ただ、年明けてからは毎日エキサイトすることがイメージできています。

たまったエネルギーをここでちょっとだけ吐き出させてもらいました(笑


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