組織の解体と再生 | 虎のブログ

組織の解体と再生

9/25
ある組織が破壊的な状況を迎えるまで疲弊していた。

ところが暫くしてその組織に触れる機会があって見てみたら、
びっくりするほど良くなっていて、
しかもその成果が結果に反映されていました。

その組織の解体と再生に関しては、
実に多くの人が論評をしていました。

「解体の際に何が起きたのか?」
「不道理なことが起きているのではないか?」
「頑張っていたのにかわいそうだ!」

実にいろいろなことがささやかれていました。

ただ見事再生した理由は明白で、
現場責任者(リーダー)のレベルが頑張るだけでなくリーダーシップや、
専門能力に長けているからでありました。

おそらくオーナーは、
その実力を認めて再生に踏み切ったのだと思います。

その間に何があったかは知りません。

「道理を通して説得したが、前リーダーが受け入れなかったのか?」
「特に説明することなくドライに決断したのか?」

それは知る由もないことなのですが、、、、
1つだけ言えること、



この解体と再生は結果正解であったということ。



結果、業績は飛躍的に改善され組織は延命し、
さらなるポテンシャルをもって今日存在することができています。

このオーナーはオーナーの手腕として正道を歩んだ。

どんなきれいごとを言っても、
結果組織を破壊に導く結果をだしたらリーダー失格であります。


理想的なチームを作ることと、
戦いに勝つチームを作ることが双方ともに重要であることは、
理念(誓い)と経営(現実)という、
ある種矛盾したその双方を止揚して発展する原理原則の基にあって、
不変であります!


どんなオーナーであっても自分の良心に誓って、
社会に喜ばれるビジネスを展開して、
価値ある雇用を作りたいと願っているはず、、、

ただ、それも潰れてしまっては何にもならない。
それは最大の社会悪となる!

だから時に英断する必要があるのです。
情に流されすぎることなく英断する勇気と覚悟がいるものなのです。


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そのオーナーの決断が、
見事組織を再生に導き、
素晴らしい成果とともにこれからのポテンシャルを作ったことは、
賞賛に値する素晴らしい英断であったと思いました。


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この週末はこちらの方たちとのお付き合いに時間を使いながら、
実にいろんなことを考えていました。


さて話は変わりますが、、、、、
僕はレストラン産業もある時点から知的労働としての価値を高めて、
コーチングを身につけキャリアを上げていく必要があると提唱しています。

そうすることが、
就業者が未来に対して希望を持つことが難しい、
この業界の産業構造そのものを
革新し、
その産業価値を高めるものであると信じていますから!


既にうちでは、「プロ育成プログラム」という育成システムを自社開発し、
キャリアアップとともに、
決してうちだけではなく、
どの会社に行っても通用するプロとして実力を養成していくよう、
個人のプロ化に取り組んでいます。



やがて年を取り肉体が衰えていくリスクを、

知的価値で埋めて労働価値を上げ、
豊かなビジネスライフを送ることのできる雇用を実現するためにも。


このチャレンジは僕の人生に世界ブランドという夢を得られたこととともに、
夢達成に整合性を持ってもたらされた使命であると確信しています。
そして次世代の完成イメージも完璧にできていて、
必ず達成します!


だから、あくまでもオーナーという立場で
確信を持って妥協することなく、
組織を鍛錬していくよう努めていきます。



さて、今日はそこでひとつだけ。。。
働く側の意識として、
肉体労働と知的労働の最も大きな違いに関して、
それは、、、、、、「一日の達成感がないこと」であります。

今年も何人ものパートナーがマネージャーに昇格しました。
彼がまずぶつかる壁は、、、、、
この達成感のない、
終わりのない責任を、
喜びや楽しみに変えることであります。

今日のノルマを達成し、
その満足に浸ることなどほとんどないため、
次から次へと考えなかればならないことに、
臆することなく対応し考え抜く情熱と能力がいるものであります。

例えば、
腕のいいシェフが独立開業して、
思った通りの成果を上げれず疲弊していく理由には、
このことに対する認識の甘さや転換ができないことが1つの
大きな理由であると考えられます。

料理が好きで得意なだけでは、
現場力とともに高い知的労働を必要とする、
経営は簡単にはできないのです。




それは、プレーヤーとして優秀であったからといって、
コーチや監督で優秀か?ってことが、
決して比例しないプロスポーツの世界とよく似ています。



達成に終わりのないその重圧にたえながら、
考え抜いて成長し、
自信をつけていくしかそのジレンマから抜け出す方法はないのです。

その壁を越えれば、
知的労働の喜びややりがいに触れることができ、
他力本願することなく、、、、
豊かなビジネスライフを描くことができるようになるでしょう!


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バンクーバーはここのところ、
晴れたり雨降ったりであります。

ですが、秋晴れというべき晴れた日の快適さは素晴らしいものです。
いろいろ考えるにしても、
副交感神経に刺激を与えて素晴らしいリラックスをもたらしてくれますからね。


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みな本当にひとつになって、
夢に向かっています。

僕はそんな彼らの取り組みに対して、
尊敬と期待を持って任せ、バックアップしています。
彼らが僕の話を聞いて共感し、
取り組むから信頼できるのです。

もし彼らが僕の話も聞かずに、
勝手にやろうものならばその一切を認めないし、
彼らの話に耳も傾けないだろう。

それぞれの個性を重んじ、
信頼と期待に溢れた横の連帯感を有したチームが形成されている要因は、
実は力強く絶対なる縦の組織が存在するからなのであります!


それが人間の価値を尊重し、
立場に関係のなくパートナーシップを作る最大の要因であり、
ピープルブランドを作る原資であります!!


僕らがいつでも爆発的発展に臨む準備は万端であります。。