このフェアーにかける思いは特別です! | 虎のブログ

このフェアーにかける思いは特別です!

10/18

昨晩は閑散期の土曜日にもかかわらず、

(ビジネス街にあるため土日は基本暇なんですが、、、、、)

Dinnerの予約は満席でした!!


昨日は、Mitsuさんをトレーニングすることを重点的に、

取り組んだのですが、

特に盛り付けやオペレーションなど、厳しい指導となりました。


ただ、なかなか直接仕事を見て、

今後の課題や成長しているところを実際に見ることは、

少なくなってきていますからね、、、、、、、、、、

こうした時間は本質に触れることができていい。


”なかむら”という業態が今後、発展していくためにも

彼はキーマンでありますからね。

Dinner Timeでは仕事が作業にならないように、

いちいち口うるさく。。


それでもって、帰宅後はちょっと酒を飲みながら、

リーダーとしての資質の話を、、、、

”組織づくりと人望の作り方”について。

言っておかなければならないことがあるって、

思っていましたからね!!


濃い1ヶ月になりそうです。


それにしてもMiku。。

数か月先にはいっぱいでウェイティングがかかっているイメージが

沸きます!!

このご時世にこうしたビジネスチャンスを迎えることが、

この地でできたのは本当に良かった!



勇気と確信をもってチャレンジして本当に良かったと思います!


こちらは景気に関係なくこれから燃えていきたい!とおもいます。。




一昨晩は、DinnerのあとTotakeさんとごいっしょに来て頂いた、

Sea BornのT社長と一杯飲みながら話しさせてもらったんですけど、

ここ数年、日本の購買力が大きく低下し、

中国の購買力が右肩上がりであると話されていました。


これからの日本の経済力に対する考えは一致し、

とても有意義な会話でした。




今日、成長サイクルの衰退期に属する状況下に日本は存在し、

何でも安いことが美徳であるといわんばかりに、

メディアも低価格路線ばかりにクローズアップし、

デフレを助長しています。。



毎日のように報道されるデフレによる産業構造破壊のニュース




このままいけば、GDPは経済後進国の道を歩み、

アジアの経済発展が伸張すればするほど輸出入国である日本においては、

コスト高となり、なお一層、経済の循環機能をおかしくしてしまうでしょう。


デフレ容認は世界的資源の枯渇と、人口の多いアジアの経済発展を

考えますと、先天的に絶対に避けなければならないことであります。



こんなニュース報道して!!もはや、報道規制するべきです



何もかもが安くなってしまって、

価格が安いことが優先的に購買価値になってしまう内需の傾向は

恐ろしいことだって思うんです。



安いことが悪いとは思わないですよ、、


安いってことはどこまでいっても魅力的なことですからね!!


ただ、バランスって大切だと思うんです。



たとえば、

ボクも一人で食事にいくときは、

価格って選択要因の高いウェートを締めますが、


ただ、様々なシュチュエーションで自分以外の誰かとであったりすれば、

価格だけでなく、味、サービスや雰囲気も優先するものです。


その使い方によって価値と価格って変わるともうんです。


同じ人が、

3枚1000円のお皿を買う時と、

1枚3000円のお皿を買う時では目的も、価値観も違うものですからね。


そういった様々な需要にむかって、ビジネスは存在し、

そうした有形でなく無形の価値(サービスや技術)に対して価値を

求めることこそ豊かな国家の象徴であるのに、


年々そうでなくなり、今日においてはもう止められない勢いで

デフレは進行しています。



すでに内需にその力がないのであれば、

観光立国にでもなって外需に頼るほかないのか???



ターゲットは経済成長著しいアジアで、

主な観光目的は買い物。。


ってことは、これまでの日本との関係は逆転してしまう!?



世界を牽引! アジア経済成長の象徴ともいえる中国の経済発展




日本は世界一の個人預貯金保有国です。

年々減っていはいるものの、

潜在的購買力はもっているはずです。


必要以上に未来を悲観し、

必要以上に出費を控えるから、

さらにお金は回らなくなり、

循環を悪くし雇用環境を悪化させていると思うんです。




大切なことは、

デフレ化を容認するような報道は控え、

メディアはもっと大局観と使命感をもって価値あるものに対しても

情熱を注ぐ産業をクローズアップし、

小国日本が、世界の経済を牽引するにいたった真価を伝えること。


産業側は、まやかしではなく、正しく価値と価格のバランスを考え、

消費者に納得させるだけの価値の高いサービス財を作りあげて

いくことが、大切なんじゃないかなって思うんです。




せめて、海外からの観光客が増えても、

安いからではなく、「価格に対して価値が高いから!」というレベルで、

選ばれるようにならなければ国力は間違いなく低下するでしょう。



何度も言いますが、安いことは悪いことではありません。


ボクもユニクロのファンだし、


マックのハンバーガーを好んで食べます!



でもボク自身が、こうした価値と価格のバランスを相対的に見定めて、

わかる消費者でなければならないと思っています。




私たちの業界でいえば、100円寿司もまた必要ですが、

それ以外の寿司屋のスタイルの価値を、価格だけではなく

相対的に感じてくれるマーケットを維持し続けることこそ、

私たちの使命と心得ています。



なぜなら、近い将来日本でとれた魚は海外(おもに中国)に売られ、


海外で取れた魚は日本にやってこなくなる。。


すなわち、100円寿司が日本の寿司マーケットを占拠したら、


いずれ、日本から魚は消えるんじゃないかなとも思うからです。



それに働く人の価値はもっと低くなって、


価値ある雇用を作ることはできなくなってしまいますからね。



その双方が、我が国にとってデメリットだと思っています。



会社は利益がなければ生きていけません。

会社の利益だけが優先されれば、人をロボットにしてでも、

業者さんに不道理に苦しめ価格をたたくか、

手を抜いて粗悪品を売るかするでしょうね。


マーケットのデフレ化が進んで、

わが社がそうせざるを得なくなったら、

価値を創造することをあきらめなければならない

時代が来たら、、、、、



ボクはなんと言われようが経営をやめますね!



そこまでして会社を経営するパッションがない。


ボクは信念を貫くために会社を経営しているので、、、、。





Takeda社長もおっしゃっていました、、、、、、



「昔は、日本がメインの客として水産物を送っていたが、

いまでは中国にはるか及ばない。

日本をターゲットにする兆候は年々なくなってきていますよ!」

って。



これって本音やと思います。



バンクーバーでとれる最高にうまいビンチョウも日本には、

送られておらず全ては、いいところはカナダで使うか、中国か?

価格優先の市場で、

価格で買い付ける日本には、

基本的には業界全体が売らなくなっているとおっしゃっていました。



ボクは、直接最高のビントロを買い付けるので、

販売して欲しいとお願いしたところです。



最高のビンチョウは、


ホンマグロに比べて枯渇資源でない上に、


脂が乗っておいしいのに価格が比較的安い。


価値と価格のバランスを考えても素晴らしい食材であります。



せっかく、VancouverまできてRestaurantやっているんだから、

日本にとっても何かいいアイデアをもって導入したいと思います。



とりあえず、日本にあるビントロ200トンの中から厳選し3トンしか


なかったプレミアムビントロをこの秋お客様に試していただきます!!


価格だけではなく、


価値と価格のバランスの高さを体感していただきたく、


用意しました。



http://www.tora-corp.com/sushitora/special/index.html



なんか最後はお店の宣伝みたいになってしまいましたが、、、、( ̄_ ̄ i)

これはただの販売促進ではないんです、

日本の未来のためにも、産業的使命感を持って価値を訴求して

行きたいだけなのです。


でなければ、いずれ主戦場を海外に移さなければならなくなるので、、、。


日本で育てられ、

日本で認められたからこそ世界で活躍できていると、

誇れるような価値のわかる日本であり続けてほしいと思うので。。


育ててもらった日本の外食を価値ある産業にしたいから。。。

様々な願いをこめて、

プレミアムビンチョウを使用し、

まぐろ祭を企画しました。




http://www.tora-corp.com/sushitora/special/index.html





長くなってしまいましたが、、、、、


この思いの詰まった最高の価値ある寿司を、


できる限りの価格に乗せて、、、、、、、、、、、


思いを共有したパートナーの最高のサービスとともに、


お楽しみ下さいませ。。




最後は珍しくお店の宣伝でした。。。。。。。。。。。。。