ワァ♪10メートルもあったスカートの裾。 | 星の輪ネットワーク

星の輪ネットワーク

金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

おはようございます。

南信地方は穏やかな彼岸の休日を迎えています。

3日前より家の中の木部を磨く事に熱中し、他の事があまり出来ないです。

かなり前からマットの修理を頼まれているのだけれど、

なかなか仕事が始まりません。

このマットは5年くらい前に知り合いが引っ越す時に置いて行った物です。


つれ合いがとても気に入って以来2階のPCルームに敷いています。

もらった直後一度大型洗濯機に詰め込んで洗いました。

それから5年。


かなりぼろくなってます。


つれ合いは全て修理可能な物は修理して使うと云う主義ですから、

このマットも修理を依頼されています。


$星の輪ネットワーク



ご覧のように楕円形をしています。

楕円と云うのもケッコウ難しい要素の一つですね。


この間周囲を測ってみたら4メートルを超える長さでした。


修理の方法もなかなか思いつきませんでした。

マットの元々の形態はコットンの綿を詰めたチューブを丸く繋いだ物です。

同じ方法で直すのは大変な作業でしょうね。

部分的に布がすり切れて綿が飛び出したり切れたりしているのでやっかいなのよ。ヽ(;´Д`)ノ



よく見ると破れたりしているのは外周から中に向かって20cmまでです。

ですから外周を上下幅20cmの太いバイヤス状の布で挟み込んでしまおうと考えました。


しかし幅が20cmもあると外周と内周の差が大き過ぎますよね。

アイデアとして気に入りました。


そこで早速外周を測ってみると、何と4メートル30センチも有りました。

げ、Σ(・ω・ノ)ノ!


そんなに長いんだ。



修理をする為に新しい布を買うのは馬鹿げた事です。

当然私のコレクトしている端切れを繋ぎ合わせたパッチワークスタイルになるでしょう。

でも4メートル以上の布を2枚用意するのはずいぶん時間がかかるでしょうね。

ヽ(;´Д`)ノ


そしたらなんと、

この間2階の大掃除をした時に発見した昔のスカートの一枚が、

裾幅10メートル以上ある事が判明しました。

$星の輪ネットワーク


このスカートはインドのラジャスタン地方のスタイルで作ってあります。

本物ラジャスタンスタイルです。

本物というのは、裾幅がしっかり9メートル以上有る事からそう云っているの。


インドのラジャスタン地方には砂漠の民が住んでいて女性達の民族衣装はサリーではなく、

ブラウスとスカートとチュニと呼ばれる薄地のショールです。

そのスカートはたいていサリーの生地をギャザーで寄せた形で、膝頭が隠れるくらいの丈がとってもキュートな印象です。

サリーの長さは9メートルから12メートルありますから、

必然的にスカートの裾もそうなります。

そのたっぷり加減がとっても素敵なの。

ところが布をケチってかそれっぽいのもたくさん売っているんですよ。

特に観光客向けに多い。

ちょっと見同じようだけど、履いてみるとそのギャザーの雰囲気が全然違うので裾野広がり方にかっこよさが見えません。

布の分量がスタイルを決めているのです。

ラジャスタンの町を歩くと布地を売る店先には必ずそんなギャザースカートが

裾幅いっぱい広げて飾られているのを見かけます。

綺麗な色がこっちの店先、あっちの店先に並ぶインドの町の商店街は、

活気にあふれていてとても刺激的。

生きている事を実感出来る空間です。

私にとってはとても人間的。

今思い出すだけでも胸がときめきます。

インドは何度も旅をした大好きな国。

だからかしら、

私はこのスタイルが大好き、

今もギャザースカートが多いのはそのせいです。

友達の中にはギャザースカートだけははきたくないというオシャレを自負しているマダムもいますが、その理由はおばさんっぽいって所に有るのでしょうか。

理由を聞いた事が無いので判りません。

私は好きですね。

だいたい履くのが楽でしょ、ゴムが多いから。

一番好きなのはラジャスタンスタイルの薄い生地でギャザーをたっぷり取った写真のようなスカートです。

ラジャスタンに行けばシワクチャのおばあちゃんが明るい青やオレンジ色の地にカラフルな刺繍を施し、たっぷりのギャザーを寄せたスカートを履いています。

そう云う風景が私の憧れかな。


幾つになってもカラフルな色を身に付けたい願望が有りますね。


自然界に咲く花のような色が好き。





話がそれて来ましたが、話題はマットの修理でしたね。

スカートを発見しましたが、

かなり派手目のスカートですからもう履く事も無いかもしれません。


それにこのスカートの裾を使えばちょうど良いような気がします。

長さは十分だよね。

マットにするには少し地が薄過ぎるかな。

ちょっと迷って手が付きません。



私としては、

あこがれのアートギャッペが欲しい所ですがつれ合いはコットン主義を貫いていますから、
無理は承知です。

ネットで同じようなチューブマットを探してみましたが、

コットンというのが以外に有りませんね。

やっぱり修理しか無いようです。

さてさて、

マットの修理どうなる事やら自分でも先が読めません。


お彼岸の土曜日。

皆さんはどんな日をお過ごしでしょうか。


いいお天気で好かった。(o^-')b































人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村