これ、最近感じている事です。

同意してくれる人も、違うんじゃないって思う人もいると思う。

そりゃ、当然だな。色んな人がいるんだもん(笑)






「アトピーの症状を人と比べたら駄目。脱ステの経過を人と比べたら駄目」

これ、私は本当に脱ステを開始した最初の頃、そう思っていたような気がする。



そして、最近は、「ん?駄目なのか?私比べてるよ~」と思っている(笑)



『比較する』って事では、まず人と比べるんじゃなくて、自分と比べるのが一番正確で分かりやすく、励みになる。

だから、私は定期的に写真を撮っている。一番酷い時のが抜けていたりするんだけど(^_^;)



と、同時に、出来るだけ自分自身が分かりやすいような表現で、自分の症状を記録に残している。

これで、何かあった場合、過去の自分と比較できるもんね♪



多少皮膚の状態が悪くなったとしても、過去の自分の『どの炎症レベルなのか』、『どの程度の痒み、痛みなのか』が分かれば、そこから、どういう経過で良くなるか分かるし、何に気をつけて、何をしたら早く良くなるかという事も分かる。



そして、毎日観察していれば、今の状態が、『回復傾向にあるのか』、それとも『まだ下がっている最中なのか』が分かる。

これ、脱ステ開始からずっと心がけてきた事だけど、やっぱり観察すると自分の体がどんどん分かってくると思う。



ちょっと、おかしいかなぁとも思うんですが、実は私は脱ステを開始して、顔がどんな状態の時でも結構頻繁に鏡を見る。

目がくっついて開かない時も、指で剥がして、まず最初に鏡を見た。



至近距離で、赤みとか腫れとか汁の出方とか・・・、良くなってくれば皮の大きさや色や密着度とか・・・、更に良くなれば大じわとか小じわとか・・・、色素沈着や毛穴とか。



確かに、キモいなぁ、汚いなぁ、いやぁ我ながら見事に不細工だなぁとか思います。

が、「これは、本来の私じゃない。かりそめの姿。」という気持ちが強いので、その『かりそめ』を早く脱出する為にも、よ~く観察しちゃうんですよね(笑)



この『かりそめ』って気持ち、結構楽になります!



そして、私、よく考えたら、他の人とも比べてますね。

でも、比べ方は、単純に、あの人の方が『治りが早い』とか『症状が重い、軽い』ではないな。

どっちかと言うと、その先を考える為に比べている。



『使用歴○年の人が、○年でこうなった』なら、私は使用歴が10年多いから、運動量をこのくらいにしようとか、食事はこのくらいは気をつけようとか、自分の生活を決めるのに利用させてもらってる。



そして、使用歴が長いという事は、その人より、経過が遅くて当たり前なんだから、焦らないで自分なりの最速でがんばろーって比較したりとか(笑)



「あの人は、すんなり良くなったなぁ。私よりも波がないなぁ。」と思うとする。

良く考えると、その人は、私と違って仕事で一日中動き回っている。

「じゃあ、私はあの人より運動を1日増やそうかな」とか、これも、よく考えたら人と比較してる。



比較も、単純に、良い悪い、早い遅いを感じて終わるのでなく、自分が安心する材料を探したり、良くなる為に必要なヒントを探したり、自分のこれからの行動を決める為の、『動きのある比較』ならいいんじゃないかなぁと思うようになった。






そして、最近ちょっとだけ考え方が変わった事。


「アトピーありがとうと感謝出来るようになれば、アトピーも治る(良くなる)」

とは、やっぱり思ってない(笑)



前も書いたけど、アトピーという病気に対しては、別にありがたくもないし、痒み痛みに対しても、ありがたくない。

でも、ステ治療中のような、後ろめたさや嫌悪感も無くなった。



以前は『アトピー』という病名も嫌で、私がそのアトピーであるという事も嫌で、周りからアトピーと思われるのも耐えられなかった。



でも、今は、「アトピー?」と聞かれたら「うん、アトピー」って復唱まで出来る(笑)

「痒そう」って言われたら、「当たり前じゃん、痒いって」と言える。

アトピーはありがたくも無いけど、吐き気がするような嫌悪感もなくなった。



まぁ、アトピーと分からない肌を目指してますけどね。

とりあえず、今現在はという話です。



もちろん、皮膚という見える場所に炎症が起こって、痒みや痛みですぐに体の不調に気付く事が出来るという事に対しては、内臓に支障がくるよりも喜ばしい事だと思う。

また、生んで育ててくれた両親、周囲の人々への感謝も当然ある。



私の、アトピーに対しての思いや感謝という行為は、きっと、ずっと『ここ』止まりだと思う。

「アトピーありがとう」と思ったり、声に出したりする事もしないと思う。

私はね(^_^;)



そして、この「アトピーありがとう」と本気で感じたり、言葉にしたりしている人って、このアトピーにさえ感謝しちゃうくらい前向きで、気持ちが明るく、アトピーに対しての負の気持ちが吹っ切れちゃってる人なのかなと思うようになった。



アトピーにお礼を言っちゃうくらいだもん、そりゃあ、世の中の色んなものに感謝したり、喜びを感じたりしてるんだと思う。

人にお礼言う時は、そっぽ向かないでその人の顔見てるだろうから、アトピーを気にしないで笑顔で周りの人に接しているって事だよね?



その人が変われば、周りも変わると思う。

もちろん、良い方に変われば、周りからの評価も良い方に変わるから、ストレスとか不安とかも無くなりそう。

余計に気持ちも明るくなると思う。



だから、特にアトピー限定で感謝しなくてもいいんじゃないかな?と思うようになった。



「アトピーありがとう」で良くなった人は、アトピー限定の感謝というよりは、素直に感謝を表したり、幸せを感じる事が出来たり、前向きに明るく振る舞えたり、そんな変化が、そのまま肌にも表れたんじゃないかなと思うけど違うかな?



実は、以前は、この「アトピーに感謝すると良くなる」という話を聞くと、「感謝しないと良くならない」と言われているような気がしたけど、そういう感覚も無くなりました。



だから、私は『アトピーに感謝しなくても、治る人は治る!』って思ってます(笑)

そして、やっぱり、最後にはここに行き着くんだけど、私は、自分なりのやり方で、つやぷるを目指そう♪