芸術の秋がやってきましたね!
空気がひんやりしてくるにつれて、感覚も研ぎ澄まされるような気がします。
ということで、この夏から秋にかけて行ってきたおすすめの展覧会をご紹介します~('-^*)/
まずは、土曜スペシャルの山登りの番組でいつもお世話になっている、根本りつ子さんの個展に行ってきました!
いつも笑顔で優しくて、大好きなりつ子さん。私のお姉さんのような存在です。
昨年の秋、りつ子さんと一緒に山登りをしている時にこの作品展の話が決まり、パンチ佐藤さんやスタッフの皆さんとお祝いしたのもいい思い出。
展覧会では、りつ子さんが描かれるステンドグラスのような独特の美しい色遣いに魅了されました。
写真の絵も、カラフルでハッピーオーラに包まれていて、とても素敵な作品!
猫好きなりつ子さん。絵のモチーフにも可愛らしい猫ちゃんが登場して、それがもう可愛らしくて…(*^^*)
なかでもお気に入りだったコバンちゃんの絵。
なんとりつ子さんがコバンちゃんのクリアファイルをプレゼントしてくださいました。
りつ子さん、ありがとうございます~!
Ritsuko's heart 根本りつ子作品展「to smile」 は10月5日(日)まで東京国際フォーラムB棟1階にあるフォーラムアートショップ内ギャラリーで開催されています。
会期中はりつ子さんもできる限り会場にいらっしゃるそう。
運が良ければお会いすることができるかも…?!
続いて、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催されている、鈴木康広展「近所の地球」
青春18きっぷのシーズンに、水戸まではるばる行ってきました(笑)
鈴木康広さんは私と同い年の現代アーティスト。
同い年というだけでなんだか親近感。
タイトルの「近所の地球」とあるように、身近な「もの」や「こと」を独自の視点で見つめ直して、地球や宇宙の成り立ちにまで発想を広げていくような作品がたくさん展示されています。
たとえば、水の上を走るボートの軌跡が、ファスナーを開く様子に似ているなと思って、本当に大きな「ファスナーの船」を作っちゃうとか。
舞い落ちる木の葉が「まばたき」をしているみたいだなと感じて、紙でできた葉っぱの表面に開いた目、裏面に閉じた目を描いてヒラヒラと降らせる「まばたきの葉」とか。
なんだか小学生の頃の自由研究を思い出して、懐かしい気持ちになります。
現代アートって取っつきにくいというイメージがあるけれど、鈴木さんの作品はとてもシンプルでわかりやすい。
でも、気づけば地球の真理に迫っているようで、ハッとさせられることも。
子どもの頃、「あれ、不思議だなぁ」と思った素朴な疑問。
大人になるにつれて、いつしかそれが当たり前になって、つい分かったような気になってしまっていたけれど、
改めてあのときの記憶や、やわらかな感性が呼び起こされていくようで、とてもワクワクする展覧会でした♪
展覧会は10月19日(金)まで。
百聞は一見に如かず!はるばる水戸まで足を運ぶ価値がありますよー!
日本民藝館や、京都の河井寛次郎記念館を訪れて以来、民芸が気になりだした私。
(こけしも民芸品やね!)
日本橋高島屋ギャラリーで「芹沢銈介の世界展」 に行ってきました。
型絵染の人間国宝、芹沢銈介(せりざわけいすけ)。
ひらがなや漢字を大胆にアレンジした布文字ののれんや屏風が有名で、たぶん皆さんも一度はどこかで目にしたことがあるかも…?
今見ても全然古臭さを感じさせない、鮮やかな色づかいと斬新な構図にうっとり。
今回の展覧会は特に着物のデザインが印象に残りました。
一番好きだったのが、このお着物。
青と紫と黄と緑の色の組合せがとても綺麗…!
よーく見ると、色と色の隙間に手描きで細やかな模様が描き込まれています。
他にも赤地に鯛の模様や貝の模様の着物とか、太陽柄の帯とか、ポップですごく可愛い:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
お客さんの中でも、着物に芹沢銈介の帯を締めてる方がいらっしゃって、お洒落だなぁと、こっそりチェックしたりしてました(笑)
買ったポストカードを眺めてニマニマ。
いい目の保養になりました。
日本橋の方はもう終わってしまいましたが、今は横浜の高島屋ギャラリーで10月6日まで、その後は京都や大阪でも巡回するそうです。
いつか、静岡にある芹沢銈介美術館にも行ってみたいなー!