コラム⑤生物多様性 | 卵・牛乳アレルギーでもおいしいスイーツを全国へお届け!

コラム⑤生物多様性

マクロビスイーツのお取り寄せ・お教室をしている、みき工房の伊藤です^^



東愛知新聞「朝の一筆」に連載させていただいているコラム・5回目。

今回は「生物多様性」について。


ナチュラルスイーツ みき工房

マクロビオティック師範  伊藤みや子

(2010.11.29 東愛知新聞 一面より)


先月10月に名古屋の国際会議場で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれました。

その会議の焦点となったのは発展途上国の貴重な生物資源の利用と利益配分、云々とあります。


それは大変意義のある会議ですが、それにしても年間4万を超える種が絶滅していて、今後174万を超える種が絶滅するであろうといわれております。


くいとめる事がなぜ出来ないかと個人的に苛立ちを感じております。


この様な状態は食物連鎖で成り立っている生物の私達人類にも影響が及ぶであろう事を考慮すべき一大事です。


最近の報道などにミツバチが突然居なくなったことなどがあります。

ミツバチが絶滅したら人類は5年以内に絶滅すると書かれた書物を読んだばかりでした。


かつてある人から聞いたことを思い出しました。


地球創生から現在までを一年に例えるなら人類が現れたのはいつの頃だと思いますか?と。


それは12月31日の除夜の鐘がなり終わる頃だといわれました。


地球の始まりからすれば、ほんのわずかな時間に。

地球という膨大なシステムを狂わし、生物生態系を壊し。

地球を人体で言うなら末期がん状態にし、母なる大地を病ましている人類の行為は何処まで続くのでしょう。


地球がそうであるように、生物が絶滅していくように人類の未来も同じです。

農薬と化学肥料で空気と大地を汚し、土壌は消耗し微生物が減少。


ますます農薬の散布が増え悪循環が生まれています。


低農薬などの気休めの安全食品を見直し、真の健康とは何かを足元から考えるとき、見えてくる未来があるはずです。


今子供たちに何が起こっているのか、もっと真剣に大人たちが考え一人ひとりが行動する時ではないでしょうか。


遺伝子組み換え作物、そういった作物をエサにして育てられた家畜の肉など。

自然界から離れ利便性を優先にする作物が優先されている現状にも危機感を持つことが大切だと感じております。


また生物多様性の消失の要因に、森林破壊や、土壌・空気・水質汚染などあります。

私たちをとりまく衣食住を見直し、地球環境に優しい暮らしを根ざしていきましょう。

割りばしを減らしマイ箸から始まり、水を汚さないよう合成洗剤を天然素材にかえたり、出来る事はたくさんあります。


そして知らない方には意外かもしれない「肉食をやめる」ことがとってもエコにつながります。

飼料にする作物や水を与えられて育った動物を食べる??

ちょっと考えてみて。

飢餓で亡くなっていく人達がいる国があること知らない人はいないはず。

食肉にする動物に与える膨大な作物と水。

逆に人間が生きるための水も食料もない・・・この格差はどうしたら埋められるのか。


週に一回でも菜食にする「ミートフリーマンデー」など設けてみてはいかがでしょうか。


いきなりお肉はやめれない方でも、食べる回数を減らし、食べるのであれば安いお肉ではなく、どんな飼料で、環境で育てられた動物なのか、を見極めて欲しいです。

ただただ「物」として殺される為だけに生かされているような環境の動物を無くすか増やすか、私たちの選択にかかってます。


食にしても環境にしても、生き方を選択できない動物達と、何を食すか・どういう行動をとるかを選択できる私たち。

あらゆる生物と共存することで、生かされている人間として、これ以上環境汚染に拍車をかけないよう生活を見直していきたいですね。


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