少し前のことですが、池川明先生・南山みどり先生の講演会に
行きました。
池川先生は、妊娠中に薦められた絵本で知って、何冊か著作を
読みました。胎内だけでなく、生まれる前の記憶を持っている子供が
いるということ、子供が母親を選んで生まれてくるという考えに、心を打たれました。
南山先生は、お友達の真由美ちゃんのブログで知り、
「わが子が育てづらいと感じたときに読む本」という著作を読んで、目からウロコの衝撃を
受けました。
今回私が行った講演会は、育児だけでなく、
夫婦、いじめ、人生についてとテーマが多岐に渡って、一瞬も聞き逃せませんでした。
「大切なのは母親が自分の子供はこれでいいと思えるかどうか?育児書を鵜呑みにしない」
「子供は病気を作る天才。お母さんを休ませてあげようと病気になる」という話や、
「赤ちゃんの想いは、ただお母さんに笑って欲しい」ということだとか、
「子供は大人と同じ能力を持っているので、なるべくやらせてあげる」ということ。
印象に残る話ばかりでした。
質疑応答で、「夕飯を作るのに忙しい時に構ってと言われると、ついイライラしてしまうが、
どうしたらいいか?」質問したら、お二人とも丁寧に答えてくださいました。
・子供はお手伝いしたいのだから、おもちゃの包丁を与えたり、レタスをちぎって
もらったり、役割を与えてあげる。家事を遊びに変える。(池川先生)
・子供は、「一緒に遊ぼうよ!かりかりしないで」と言いたいだけ。怒ることに意味はないよって
教えてくれている。(南山先生)
お二人のメッセージが愛情にあふれていて、思わず泣いてしまいました。
「これを実践するのには忍耐が必要です。頑張ってください」と池川先生はおっしゃいました。
まだまだ母親として修業中の私ですが、時々思い返しながら、やって行こうと思います。