私が講師を務める愛知ウォーキング城巡り倶楽部で、安城(あんじょう)市の安祥(あんしょう)城址を史跡散策して来ました。
今回の参加者は37名。
『安祥城?聞いたことがある様な…』と思っている人もいると思います。
安祥城は愛知県安城市にあった城で、歴史を離すと長いのだけれど、ポイントを押さえれば次の様な城です。
●松平氏三代・信光が謀略で落とした城
●織田信長の兄・信広が今川氏に捕まった城
●本多忠勝の父・祖父が討死した安城合戦のキッカケの城
●永禄五年(1562)頃、廃城されるが小牧・長久手の戦いの時にも兵が置かれた城
など。
現在では大乗寺という寺、八幡社、そして安城市歴史博物館の敷地となっていますが、信長公記にもシッカリ出てくる城ということで、城ファンにも評価がある城跡です。
天守などはなく、いわば土の城なのですけど、江戸時代以前に廃城になっており、当時の地形や周辺の史跡趾、そして街道もよく分かり、見ごたえがある城跡のひとつなんですね。
さて、私が思うに戦国史跡、そして城って、ブログやTVなどでは理解できない部分があると思うんです。
それは、 【現地のライヴ感】というものです。
例えば現地の高低差、そして史跡~史跡の距離感など、体感することではじめて理解できるものってあると思います。
それが現場の醍醐味、つまり史跡巡りの魅力なんですね。
どんなに歴史に詳しい方が書いたブログを100回読むより、1回の現地見学会の方がより理解度が高いのです。
それが【現場】です。
また国宝天守や重要文化財に指定されている天守も同じですよね。
ネットでいくら、『素晴らしいよ~』という記事を読むより、実際に行って建物に触れ、目で見て感じる。
これが大事です。
もちろん、触れることができない部分や立ち入る事ができない場所もありますが、【現場でのライブ感】、これって戦国史跡でも大事なんですよ。
私はそう思います。
そんな【現場】でのライブ感を大事にするのが、愛知ウォーキング城巡り倶楽部です。
現在、会員は約70名。
もちろん、全会員が毎回集まるものではなく、毎回約半数くらいの参加者です。
でも?
皆さん城好きで、戦国好きでな方ばかりなので、知り合いが増えるだけでも楽しいです。
またどういう訳か、岐阜県や三重県、滋賀県、そして福岡県の会員もいます(←本当)。
地域を越えて城好き、戦国好きが集まる会、それが愛知ウォーキング城巡り倶楽部です。
あなたも参加してみませんか?
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