【春日山城レポ 8/21】
春日山城には、当時の建物は残っていませんが、かつての遺構は色濃く残っています。
そのひとつがこの千貫門。
ココは春日山城の搦手(からめて)にあたる部分。
つまり裏口ですね。
大手門が表玄関口とするなら、搦手は裏口です。
しかしながら戦国の山城である春日山城。
単なる裏口ではありません。
↑ 広い曲輪(兵を集結させるスペース、もしくは建物があったであろう空間)が設置されています。
しかしそれだけではないんですね。
まだまだ見どころがあります。
↑曲輪の奥にある窪んだ場所。
コレ、濠(堀)址です。
門をスンナリ突破できないしくみになっており、また山の傾斜を伝ってスンナリ登れないしくみになっています。
こういった工夫が春日山城のいたるところに残っているのは必見ですぞ。
↑また門があったであろう場所に残る土塁。
どういったカタチで門が立っていたのかは不明ですが、通常、土塁と土塁の間に門があったりします。
逆にいえば、門の左右に土塁があったということですね。
この土塁も400年以上の時間の経過で、この様な形状になっていますが、当時はもっと高かったのでは?と思ってしまいます。
※ 続きを読む → 春日山城の虎口
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