図解 日本史「悪役」たちの言い分―視点を変えればワルも善玉/PHP研究所
¥1,000
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【著者】 岳 真也



【出版社】 PHP研究所



【定価】 ¥1000




歴史って視点を変えると人物の評価もまるっきり変わってしまうもの。



その歴史を『通説』と『本人の言い分』の両方から見る事ができるのが、この【図解 日本史「悪役」たちの言い分】なんですね。



例えば徳川家康。



徳川家康を大坂の陣の時、大坂勢からの視点で見てみると、



★ 主君である豊臣家を裏切った。



★ 和議とダマして大坂城の堀を埋めちゃって落城させた。



★ その後、徳川家が頂点のワガママ政権を何百年も続かせた。



と、なりますよね。



でも?



家康の視点から見てみると、



☆ 秀吉亡き後の豊臣家じゃ天下は定まりそうもなかったので、自分がリ-ダ-になろうと思った。



☆ 大坂城の堀埋め作戦で、力攻めより少ない犠牲で戦を終わらせた。



☆ 徳川幕府が頂点になることで、戦のない世が訪れた。



という事も考えられますね。



まあ、実際に家康がどのように考えていたかというのは別として、視点を変えて歴史を見る楽しさを紹介した本です。



またタイトルに【日本史】とある様に、戦国時代だけではありません。



大化の改新で亡くなった蘇我入鹿(そがのいるか)をはじめ、安政の大獄で有名な井伊直弼まで幅広い歴史のワルをカバー。



モチロン、戦国時代もアノ人たちがシッカリ載っています。



しかも図解なので、文字ばかりのムズカシイ本ではなく、非常に分かりやすい。



単なるヘリクツだけでは終わらず、歴史の視点を変えることのオモシロさを教えてくれる一冊です。




図解 日本史「悪役」たちの言い分―視点を変えればワルも善玉/PHP研究所
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