思わず人に話したくなる 間違いだらけの戦国史/著者不明
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最近の戦国ブームも手伝ってか、今までの戦国史観が見直されています。



これはとても良いことだと思うのですが、テレビや雑誌、ネットなどでいろんな立場の人がいろんな事を言っているので、少々混乱気味の部分もありますよね。



そんな中、現在の歴史の話をまとめて検証したのが【間違いだらけの戦国史】 (新人物往来社)です。



最近個人的に思うのは、マスコミ等がスクープを作るために、表現を少し過大にしていること。



『いままでの●●の事実は大ウソだった!』みたいに、この新説が明日からの正しい歴史認識!のような表現があったりしますよね。



決定的な事実、証拠があるなら分かるのですが、ほとんどがあまり信憑性の無いものを引っ張り出してきて、ネタにしていることも少なくない様な気がします。



そんな少し混乱気味の戦国史を、現在の段階で再検討した書物です。



監修は静岡大学名誉教授・小和田哲男氏をはじめ著名な方々が行なっています。



121の戦国の話が、武将編、女性編、合戦編、城郭編、文化編のパ-トに分けて書かれており、



なかでも


【信長とお市の方は実の兄弟ではなかった?】


【上杉謙信の死因】


【細川ガラシャの死は自殺ではなかった!】


【山内一豊が妻のヘソクリで馬を買ったのはウソ】



が個人的に興味深かったです。



モチロン歴史は証拠や新事実が次々に発見されていますので、数年後には新しい歴史観が出てくるとも思います。



しかし気になる『アノ話』の事実は、現段階でどうなのか…?



改めてチェックしてみるのもよいですよね。




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