戦国武将の城入門（一個人）

オヤジのバイブルとして静かなブームの雑誌・一個人（いっこじん）から保存版特集として、【戦国武将の城入門】というものが出ました。

しかし内容はオヤジだけに読ませるにはもったいないくらい、分かりやすく解説してあります。

内容がとにかく専門的でディープ、しかし写真、イラストをたくさん使い読みやすいです。

・【第１部　国宝の歩き方】は国宝四城（姫路城、松本城、彦根城、犬山城）を紹介。

※縄張り図、年表、見るべきポイントを紹介しています。

・【第２部　城の見方】では、城の遺構や歴史について解説。

・【第３部　名城立体ビジュアル再現】では、安土城を最新のＣＧでディープに再現！

もうこの辺でかなりテンションがあがってきます！

・【第４部　戦国武将の人気名城】では、天守現存１０城を徹底解剖。国宝ならずも重要文化財指定のアノお城の天守が惜しみなく出てくきます。

・【第５部　城跡の歩き方】では、城跡めぐりの楽しみ方を一挙に公開。

という内容になっています。

はっきり言ってこれは訪城ブームの賜物で、私を含めブーム以前に、お城に興味を持った方は、高い専門本を何冊も買ってお城の知識を身につけています。

しかしそれらの高い専門本何冊分もの知識をわずか￥６８０で得られるのは驚愕というか、正直

腹立たしい気分にもなってしまいました。(;^_^A

そんな本です。

なので、『私、お城初心者でよくわからないんです』という方。

特に女性に読んで頂きたいです。

十分読めるハズです。

コレ一冊読めば、かなりハイレベルな【城マニア】の階段を緩やかに、そして一気に駆け上がる事ができるでしょう。

しかしこれだけ優れた【戦国武将の城入門】（一個人）ですが、注意する点もあります。

それは、（戦国の城最強ランキング）というお城のランキング。

・総合部門

・パーツ部門（戦国編）

・パーツ部門（近世編）

となっており、とある歴史博物館の館長、大学の非常勤講師、ＮＰＯ法人の協議会理事長を兼任

されている著名人が監修しております。

しかしこれはあくまで個人的な意見の評価ランキングに過ぎず、他の有識者や学者、または城マニアの方の意見が入れば当然このランキングも変わってくるでしょう。

いくら権威がある方の、『あれが一番、ココは二番、あ、ソレ三番目だからね』という意見のレールに従うのではなく、自分で最強ランキングを決めるという視野と意思をもつ事。

これが大切だと思います。

なのでこのランキングはあくまで参考程度にとどめ、とにかく自分でたくさんの【現場】に行き、自分の訪城の世界を築いてみるのも城めぐりの楽しみの一つではないでしょうか？

そのためにも知識がないと楽しめませんから、是非この本で基礎知識を学び、お城という

【現場】へ行ってみましょう！

この本は本屋さんではモチロン、コンビニでも普通に売っていますので、是非チェックしてみて

くださいね。

売り切れや見つからなかった場合、アマゾンでも買えます。