【安祥城レポ 10/10】
松平氏が安祥城を攻め落とした時、地元にはあるエピソードが残っています。
時は文明三年(1471)。
当時の松平氏は松平郷から攻め下り、岩津城を拠点とし、さらに南を窺っておりました。
この時の安祥城は、畠山照久(熊谷直教とも)の居城でした。
力攻めするには堅固すぎる安祥城。
松平信光は一計を案じました。
ある月夜の事。
安祥城の西で若くてキレイな女性達が輪になって踊っていました。
城兵達は気になり城を出て女性達の踊りを見に行きました。
さらには城の中から武士達も鉦や太鼓を持って駆けつける始末。
その時!
松平勢が城へ攻め入り、手薄となった安祥城はたちまち落城。
城主は降伏し、安祥城は松平氏のものとなりましたとさ。
以上が地元に伝わる安祥城落城のオハナシですが、これとは別に女性ではなく【念仏踊り】で敵を引き付けたという話もあります。
ともあれ、松平信光が力攻めではなく何らかの策で安祥城を落としたらしく、こんなエピソードが残ったんですね。
知将、松平信光 (=⌒▽⌒=)
でも、城の任務忘れて踊る女性達が気になり、それが落城のキッカケになるとは…
いつの時代も…オトコってさ…
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