66回目の終戦記念日と偉大な政治家 | ケータリングでカレーなライフ

66回目の終戦記念日と偉大な政治家

第二次世界大戦が終結して

66回目の夏をむかえました

1941年12月の真珠湾攻撃に始まり

アメリカの日系人たちは人権を否定される程の

差別を受けました


その多くは収容所へと送られました

その最中、第29代コロラド州知事の

ラルフ・カー知事は日系人の人権擁護を訴え続けました

アメリカ西海岸からの強制退去を命じられた



日系人をコロラドに受け入れるなど

徹底した信念の行動は任期中貫かれたそうです

コロラド州内からもラルフ・カー知事の行動には

反対の声が大きく、



その立場ゆえ、精神的な重圧は相当だったはずです

1929年の世界大恐慌の影響から当時のコロラド州も

不況に見舞われていたにも関わらず



知事は、歳出を抑えるなどの経済対策で

コロラドの財政を回復させた、

窮地にたたされた中でこそリーダーの資質は

試されるものです




状況は違えど、

今の日本には、ラルフ・カーのようなリーダーが

本当に必要なのではないでしょうか





エピソードのひとつとして、



日系人採用など当時のコロラドではありえなかった

背景にも関わらず

州の役所に、日系人女性を採用していたそうだ

人種は関係ない!



ひとりのアメリカ国民として

彼女を雇い入れただけのこと、



正しいと思った信念を貫くことは

たいへん難しいことかもしれませんが

同時にとても大事なことでもある、



そんな感想です



現在

東北への復興義援金は未だに

950億円が支給されないままプールされているそうです

次期首相のポストがどうだとか、、、



おろそかに出来ない決断であることは

解りますが現場から遠いところで

あ~だ、こ~だ言っていても



事は前へ進むはずがないと思います

一度全員で東北に国会を移して

そこで討議を交わしてみれば


今何が一番しなくてはならないのか、が

肌で実感できるのではないでしょうか。