「心は体を作り、体は心を作る。」

よく言われる言葉でもありますが、
その本当のところを理解している人は、もしかしたら少ないのかもしれません。



今現在の医療を見てもよくわかるのですが、
医師は体の治療だけで病気が治ると思っているようなふしがあります。

一方、カウンセラーやセラピストは、
心を変えていくだけで症状が変わると思っているようなふしがあります。



私も心理学しか学んでいなかった頃は、何よりも心が大切だと思っておりました。

心と体というものは鳥の両翼のようなもので、片方だけでは飛ぶことが出来ません。

この両面をわかっている…と思っているだけの方が多いのも事実です。



その証拠として、不健康な方が増えてきていますよね。

医療は発達しているのに病人が増えていく。

心理学は進んでいるのにうつ病患者が増えていく。



幸せになるための講座やセミナーは沢山ありますが、
日本人の幸せ指数というものは、世界的に見ても高くありません。

こんなに大きな矛盾があるのにも関わらず、
その原因がどこにあるのかということを追求する人は少ないです。

自分は幸せだと思い込もうとしながら、心の奥に大きな闇を抱え、
誰にも言えない寂しさを持っている人がいかに多いことか…。



心には表面意識と潜在意識があります。

心は海のようなもので、波の形のような表面意識は外から見てわかりますが、
海底の形というものは深く潜っていかないとわからないものです。

自分が今、何を考えているのかを知るのは簡単なことですが、
その奥底にある潜在意識に何が在り、何を考えているのかはわかりません。



心と体が表裏一体の関係のように、表面意識と潜在意識も表裏一体の関係です。

表から得たものが裏に溜まり、裏にあるものが表に出てきます。



こういう話をすると、心理学などを少しかじった人は、
「そんなことなら現代心理学でも解明されている。」と思うかもしれません。

では、あなたは自分の潜在意識に対してどんな対応をしていますか?



数多くのセラピーやカウンセリングの手法がありますが、
誰かに行うことはあっても、
自分の潜在意識に関しては何もしていないひとが多いのではないでしょうか。

つまり潜在意識のことは何もわかっていないのと同じことなのです。



病気の原因が血の濁りであるように、不幸の原因は心の濁りです。

不幸を取り除くには心の濁りを清浄にしてあげなければいけません。

その心の浄化のために、
表面意識と潜在意識の両方に明かりを灯してあげる必要があるわけですね。

そして心と体が表裏一体なるが故に、どちらか一方だけを綺麗にしようとしても、
両足が揃わなければ走れないように、大きな力を出すことも出来ません。



血の濁りの原因として、血の質が悪いことと、血の巡りが悪いことがあげられます。

同じように、心の濁りの原因も、心の質と心の巡りに分けられます。



心の質を良くするために、この世の道理を知る必要があるわけですね。

そして、心の巡りを良くするためには、自行と愛行の実践が必要となります。



全てが表裏一体であるが故に、どちらか一方だけでは力が出ません。

本当に自分の内面にある力を出そうと思うのであれば、
全てにおいて一方に偏らず両面を行っていかなければいけないわけです。

難しいようですが、本当はとてもシンプルなことなんです。



ただ知って実践していけばいいだけの話しなのですが、
その本当の意味を知っている人が少ないので、
教えてくれるところも少ないのだと思います。

これは一朝一夕で出来るようなものではありません。

また、活字を読んだだけで身に付くものでもありません。



今回書いた内容が腑に落ちたのであれば、やらずにはいられないはずです。

私の師匠である松井先生がやっていたことは、
正にこのことなのですが、その真意に気付いている人も少ないかもしれません。

私もまだまだ学びの途中にいます。

もし本気で学ぼうと思う人がいたら一緒に追及していきましょう♪(^_-)-☆


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