新型コロナウイルスが世界中に広まり、文字通り世界が止まったこの2ヶ月。
私の仕事(副業)は2月終わりから影響を受け、3月~6月までは稼働ナシ。
・・・という事態に陥った。
なので、私にとっては、この後も含めて、まる4ヶ月。
呆然とした。
色々考えた。
立ち止まってはいられなくて、
何とか切り抜けなければ、という思いで手探りの日々。
振り返ると、
ここまでの3ヶ月、たっぷり時間があったはずなのに、ゆったりと過ごした気持ちが残っていない。
私のように
働きたくても仕事ができない(仕事がない)人は辛い。
友人のように
コロナが怖くて休みたいけれど、毎日仕事に行かなければならない人も辛い。
この状況下、更に忙しくなっている、という人も大変。
緊急事態宣言が解除され、世の中は来週から本格的に動き出しそうだけれど、
私はまだ。
ポツン。
と取り残されたような気持ちになる。
ただ一つ、救いだったのは。
持続化給付金をすぐに受け取れたこと。
申請受付初日(5/1)、オンラインでのミーティングが終わった後の夕方に、申請をした。
給付が始まった初日(5/8)、無事に振り込まれた。
この時ほど、
今やそんなに収入もないけれど・・・ずっとお付き合いもあってお世話になっている税理士さんに
毎年確定申告をお願いしておいてよかった、と
心から思ったことはなかった。
この給付金の話が出てきたころ、すぐに、電子申請の証明書もつけて一式の資料を送ってくださって。
おかげで、しっかり準備することが出来た。
先生の真面目さと お心遣いには感謝しかない。
そしてきっと・・・税理士のハンコの威力(笑)
低所得者だし、フリーランスだけれど、
「これからも仕事を続けていいよ」と認められたようで(←そんなわけはないのですが)
本当に心からホッとした。
でも【持続化給付金】だからね、それでいいんだよね。
家賃を支払い続けたらすぐになくなっちゃうのだけれど、
でも暫く収入が無くても手元にお金がある、という安心感。
その安心感を手に入れてから、
私は「自分にできること」を前向きに考えるようになった。
いや、いつだって前向きではあるけれど、
現実と、夢と、自分をどう見せるかばかりが求められる業界の性の中、
思考はグルグル彷徨ってしまうのだ。
演じることで有名になりたい、という欲は今や全くなく、
演じることで誰かの役に立ちたい、という気持ちに完全にシフトした。
この10年、目の前で関わる方々の思考がピッと変化するのを見てきたが、
この数ヶ月で、YouTubeを見ながら自分の思考が変化していくのを感じていた。
面白いなー。
今更、YouTubeだよ。
でも、だからTVではなく、こういう映像メディアなんだろうなーーーと理解。
さて、
そんなこんなで6月を迎える。
この1ヶ月はお仕事再開の準備期間。
そして、新たなことを始めるかも。始まったら、これまで以上に忙しいかも。
少しだけ希望が見えて、気持ちが上向きになった日。
ブルーインパルスが東京の空を飛んだ。
医療従事者への感謝、もちろん!
ほんと、皆さんがいてくださらなかったら、
シンドイ思いをしながら現場で戦ってくださらなかったら、
私たちの普段の生活が、ほぼ元通りになることは望めなかっただろう。
そして、私のようなちっぽけな人間も。
青空を飛ぶ飛行機を見上げて、歓喜した。
モールス信号の「Thank You」
確かにそのようにも見えて、感動。
この週末は、5月にやり残したことを片付けて。
そして、新たな月を迎えよう。
皆さんも元気でね。
生きていれば、いつだって変われる。
笑顔を忘れずに!