行ってきました!!

今度は…

米朝・小米朝の会!!

SHI・KA・MO…


(ちゅうもーく☆)

2列目です!!ぎゃああああ!!!

これもけんだま稽古に行き詰まった時に偶然オークションで
見つけて落札しました。
電話予約でこんな席取れる自信ありません…ネット恐るべし!

さてさて今回私が出向いた会場は…


京都!!!!!!


米朝さん追っかけて京都まで行っちゃいました!
大丈夫かな…私…(笑)ミコの血が…。

今回の落語会は京都府立文化芸術会館と言うところで
行われました。京都駅からバスで約20~30分。

演目は…

道具屋    桂佐ん吉
書き割り盗人 桂歌ノ助
崇徳院    桂小米朝

中入り

鹿政談    桂米朝
猫の忠信   桂小米朝

米朝師匠の鹿政談を聴くのは5回目でーす!

他の噺を聴いたのは米朝・吉朝の会での「たちぎれ線香」。
2004年の秋…

今回の鹿政談では、サゲ(←オチ)を言って鳴り物が鳴った時
「ちょっと待ってくれ」と米朝師匠、音を止めました!

この噺のサゲがどうしても納得できないと、袖で中途半端に
話していて、時間になってしまったので出て来たとのこと。
だから話しながらサゲを考えようとしていたみたいで。
(それも凄い)

何度も「このサゲが納得できない」と、繰り返すこと3分強?
いつ終わるんだろうと思いながら観ていると、何としびれを
切らしたのか小米朝さん登場…わおー!親子2ショット!!

「この噺のサゲは~でしょう」
「だからそれが納得いかへんのや」

そんなやり取りがああだこうだ続きまして…結局、
「収集つかないので小咄おやりになったらどうですか」という
小米朝さんの言葉に(やや不服そうに)従い、小咄を2つほど
やって、高座を後にされました。

個人的にはハプニング(?)&親子のやり取りが見られて満足。
2列目だし…

小米朝さん曰く「私の仕事は噺家と、国宝の管理」だそうです
(笑)

「昔はもう凄く厳しくて、今は本当にまぁるくなりましたね。
人間は老いて行くに連れて、神さんに近づいて行くんやなぁ、
本当に、老いと言うものは尊いことであるなぁと、実感して
おります。」

と、親であり師である米朝師匠のことを、どこか達観した
物腰で話す小米朝さん。この親子には私なんかには見えない
わからない事が沢山沢山あるんだろうな、と思うと、
それだけでグッと来てしまいました。

そんな話をしていたら自分の演目を忘れたらしく、
「私の話なんでしたっけ??」と、袖に訪ねる小米朝さん。
雰囲気ゆるい~ローカル過ぎ~♪いいですねー!

そんな小米朝さんの「猫の忠信」は…最高でした!!

今まで聴いた小米朝さんの噺の中で飛び抜けて最高でした!!
昔聴いた「七段目」もよかったけど…やっぱり近いから??
悋気持ちの女性の柔らかいしな、強気な男性の威厳、猫の仕草
どれもすごくリアルで、終始引き込まれていました。
今回の落語会で、小米朝さんが大好きになりましたよっ!!
ガンバレー明ー!(←本名。←知ってるところが怖い)

本当に、今回は京都まで行った甲斐がありました。
まだまだ書きたい事は沢山ありますが、最近マニアックな
ブログが多いのでこの辺でやめておきまーす!!(笑)

次回は京都一人旅話だよ!日帰りだけど…

お楽しみに!!

☆おまけ~次回予告~☆