http://jp.wsj.com/articles/JJ12430247220647663579918615219053712148231


元妻の無断献金は「組織的活動」=旧統一教会に賠償命令—東京地裁


2016 年 1 月 13 日 20:31 JST 更新

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者と結婚していた東京都の60代男性が、元妻による献金は幹部信者の指示によるものだとして、旧統一教会に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。阪本勝裁判長は「旧統一教会は組織的活動として、夫の意思に反して財産を妻に献金させていた」と述べ、約3400万円の支払いを命じた。

 原告側弁護士によると、元信者による賠償請求が認められたケースは複数あるが、現役信者の親族らによる請求が認められたのは初めてという。

 判決によると、元妻は男性と結婚後の1984年に入信。男性名義の口座の管理も任されていたが、2009年に無断で献金していたことが分かり、その後離婚した。

 世界平和統一家庭連合の話 全く証拠に基づかない不当な認定で、控訴を検討している。 


[時事通信社]