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以下、元統一教会員、南北統一氏の投稿より

 2006年11月3日、詐欺罪に問われソウル東部地区検察に逮捕(2004年7月20日)されていた朴ボーヒに判決が出た。 「懲役3年、執行猶予5年」を裁判長より言い渡された。
この事件は、一和のメッコール(麦コーラ)事業が失敗し、その広い工場跡地にマンションを建てるという計画で朴ボーヒが多くの資金を募った。
 しかし、マンション建設は進まず、資金も流用され、「詐欺罪」が問われたものだ。 執行猶予はついたといっても有罪に変わりは無い。かつて統一教会のNO2として立ち振る舞っていた朴ボーヒの人生最後の結末はお粗末としかいいようが無いものだ。

 統一教会の無計画・無責任な事業が、また一つ問題になろうとしている。それは「清平」の事業だ。    特に、清平に建てられた「清心病院」は毎月5億ウォンの赤字を計上している。この病院は統一教会では「どんな病気でも治らないはずがない。なんといっ ても天使が働いてくれて治してくれる」(?)と自信満々で語られている。
 しかし、現実は最初に「清心病院」の院長に選ばれたのは、文教祖の歯を担当している歯医者だったが、あまりの赤字経営に恐れをなして米国へ逃げて行った。 その後も、経営が好転する事も無く今日を迎えて、ますます赤字経営に陥っている。入院患者を抱え経営破たんすれば、人道上の問題というより、犯罪行為に等しい事件だ。
当然、この赤字は日本信者の献金で穴埋めされる。日本人信者に対する献金強要は止まらない。


  また、今年開校した中高等学校も大赤字だ。
有名新学校の学校長や教師をヘッド・ハンティングして建てた学校なので、統 一教会の信者の子弟より、韓国の一般社会の富裕層の子弟が入学した。 しかし、無計画・無責任な学校経営は、大赤字を産み出した。
 存在した計画は、「日本統一教会の信者の献金」が恒常的に韓国に送金されるだろうというもの。
学校や病院といった物が与える社会的責任感は、統一教会には無いに等しい。
また、赤字の穴埋めとして日本統一教会の信者が献金強要をされ成すすべも無く「霊感商法」や「なりすまし詐欺」を行う事になる。 この自浄能力を喪失した統一教会の姿は、崩壊寸前の末期症状を顕している。

 現在、統一教会では訴訟が増加している。特に、古参の信者が統一協会を訴えるケースが増えてきた。 理由は「救済されると言われて、信仰生活を歩んできたが、救済された実感も無く(先祖開放、祝福による原罪清算等々)いつまでも続く金額の大きい献金 による生活の破綻に対する協会の責任を問う」といった内容だ。この古参信者の訴えは、どんなに長く信仰生活を実践しても「救済」された実感の無い事実を証明している。


 また、北海道では「新たな青春を返せ訴訟」が起きている。
印鑑販売していた統一教会信者が、印鑑を買った顧客と共に、騙されたと立ち上がった訴訟だ。
かなりの集団訴訟で訴訟金額も大きい。 これらの訴訟に対して統一教会本部は、なるべく「和解」に持ち込み裁判件数を増やさない、という方針だ。


 つまり、訴え出た者には返金を持って答える(金で黙らせる)という事だ。
また、献金は「救済」される事を前提に統一教会は信者に強制している。 そこに信者側の「救済」の実感が無いという事は、騙されたという根拠になりうる。 神の恩寵という「他力的」救済や清平の儀式や献金を通じての先祖開放は献金をしたら救われるという「他力救済」そのものだ。
そこに、救われた実感無き信者の存在は、統一教会の救済がニセモノだった証拠といえる。


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