日常の食事の主役となる食物を
主食 といいます。
食が多様化したとはいえ、
日本人にとって、主食はやはりお米のご飯ですね。
ふつう食べられているのは白米。
実った稲の粒から、
いちばん外側のかたい殻
内側のうすい皮
そして芽と根のでてくる部分(胚芽)
をきれいに取り除いたものです。
白米は本来、稲が芽や根を出して生長していくための養分の部分。
だから、胚乳といわれているのです。
成分の約8割が炭水化物(糖質)。
消化されて
糖として小腸から体の中に吸収され、
体を動かすためのエネルギー源となります。
中ぐらいのご飯茶碗に1杯(パックご飯1個)で
約340kcalのエネルギーを補給することができます。